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2010年9月 8日 (水)

トムラウシ山遭難事故調査報告書を読んで ~ 単独行から見て

 トムラウシ山遭難事故については、このブログで何回か記してきた。
 先ずは、亡くなった方々のご冥福を祈りたい。

 前回は、山と渓谷社発行『トムラウシ山遭難はなぜ起きたか』を読んで~単独行から見てを取り上げた。
 今回は、事故調査委員会がまとめた事故調査報告書について記す。
 先ず、これをまとめたのが、社団法人日本山岳ガイド協会である。鉄道事故調査委員会のような公的なものではないし、第三者的な立場の方々とも言えない。利害関係がない機関が、調査してまとめて欲しいものである。
 そのようなところが、まとめたのが、トムラウシ山遭難事故である。PDFファイルで91ページ。私は1枚に2ページとして、全ページ印刷して読んでみた。写真左側。
 100828

 ついでなので、この事故に関して参考になる資料を多数掲載しているホームページを紹介する。勝手にリンク

 この事故に関しては、岳人誌2009年10月号、山と渓谷『トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか』(表では書籍と記している)を既に読んでいる。それぞれに仮名の互換はない。そこで読む前に、互換表を作ってみた。但し、岳人誌については3名の方が、実名で登場している。このブログでは3名の方をそれぞれ男1、女1、女2とさせていただいた。これは許可を取らずに実名は失礼の考えからである。
 互換表作成の理由は、どの時点で誰がどうなったのか?を知るためである。性別や年齢、経験も含めて考えたい為である(経験は山と渓谷の書籍に掲載、報告書は生存者のみ?)。
 Photo
※この表は私の勘違いで誤記などがあるかも。その点はご容赦願う。報告書のNさんとKさんの同定に迷いあり。

 過去読んだものでも感じられたが、事故調査報告書でより鮮明に感じられたのは次の2点である。
 山と渓谷社発行『トムラウシ山遭難はなぜ起きたか』を読んで~単独行から見てでも記したが、短時間で低体温症に陥る場合、ふるえの過程がなく、イキナリ危険レベル到達するようだ。
 更に、生死の分かれ目は、体力の回復で出来たか?あるいは体力の回復につながる行動が取れていたか?である。着干しをしないとか、5分間の休憩で何かを着る・食べるの行動が体力の回復と温存につながったと思える点である。
 
 事故調査報告書には、ほぼ同時期に行動した伊豆ハイキングクラブの動向についての記載がある。こちらは全員生還である。何処に差があったのか知る上で貴重な情報だと思う。
 クラブなので寄せ集めのツアーとは異なる行動がトムラウシ山へ入る前から見られる。具体的には、15Kg以上の荷物を背負って1人3回ノルマの山行、更には雨天山行の訓練、出発までに4回のミーティングである。日程も参加者の年齢層を考慮した1日長い3泊4日である。
 
 日帰りしかしない人も単独行で、山へ入る人は、一読しておきたい報告書である。


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山と渓谷社発行『トムラウシ山遭難はなぜ起きたか』を読んで~単独行から見て

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