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2011年1月11日 (火)

山の本、松田宏也著、ヤマケイ文庫・ミニヤコンカ奇跡の生還を読み終えて

山の本、松田宏也著、ヤマケイ文庫・ミニヤコンカ奇跡の生還を読み終えて
 加藤文太郎著の単独行に続き、同じヤマケイ文庫の松田宏也著、ミニヤコンカ奇跡の生還を読み終えた。
 
 先ず、その壮絶さに読んで面白いと感じる本である。カバーにはドキュメントと書いてあるが、本編、あとがきに何故かドキュメントの記載がないのがちょっと引っかかる。

 概要は、ミニヤコンカと言う山へ、グループで登り、頂上アタックに著者とその友人で挑むことになる。しかし、悪天候で下山を余儀なくされる。
 トランシーバーで連絡が取れなくなると、仲間は、十分な調査もなく、遭難死扱いとして早々と下山。
 著者は、途中、食糧難、疲労、精神的な混乱から友人と分かれてしまう。
 以後は単独で下山。仲間に見捨てられたことを糧に何とか下山を果たす。

 読んで感じたことは、事実として何処まで本書の中で語られているか分からないが、山岳会ってそんなに希薄なのって思った。
 これならソロで登る方が気楽だし、何より安全だ。本書に書かれているが、ベースキャンプが近い、早い帰還を目指すため軽量化で装備を廃棄、到着したら誰もいない。どうしよう。こんな絶望的な思いを私は経験したくない。ベースキャンプのあった場所で、死亡なんてなりたくない。 
 原則単独行オンリーで本当によかったと思う。

 それにしても、遭難時の精神的な混乱がよく描かれている。自分だとどうなるか分からないが、こんな精神状態になることを知っていれば、自分が危機に直面した際に少しはポジティブな対応が出来る、いやポジティブな方向に近づけると思う。
 
 それと本書の中で、山に対する情熱について記されている部分がある。223ページ。
 情熱には、挑戦型と追従型があると記されている(山に限った話でもないと思う)。表現を変えれば、追従型とは連れていってもらうとかツアー登山を指すことになるだろう。
 私は、やはり挑戦型の極みに入る単独行を続けたいと思う。

 

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