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2011年7月14日 (木)

カメラ・レンズ・用品関連 ハッセルブラッドVシーズフィルムマガジンA12(1965年、72年、82年、90年、2003年式)、C16(1973年)/保管方法追記

 久々にカメラ・レンズ・用品関連について記す。

 父のコレクションから。
 うちには、ライカはないけどハッセルはある。そこで、今回は、ハッセルブラッドVシリーズのマガジン(A12、C16)。
 ハッセルブラッドのVシリーズのマガジンは、スクエアフォーマット6×6cmのA12、A24マガジン、横長6×4.5cmA16がある。ヒネリ物で、長尺の70、35mmスライド対応の4×4フォーマットのC16マガジン、ポラロイドフィルムマガジン。200シリーズで使用する電気接点のあるEマガジン、そしてデジタルマガジンもある。
 ベースは何十年も前のカメラなのに、デジタル化が出来る。これは、フィルムマガジンを採用した為と言えるだろう。

【1.6個のマガジン】
 うちには、何故だか6個もある。
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 上の左からTC=65年式、UH=72年式、RH=82年式、下の左から30ES=90年式、30SP=03年式、UP=73年式である。
 最後のUPのみ、C16マガジンで残りは全てA12マガジン。

 尚、シリアル番号は、アルファベット2文字+数字5桁、アルファベットの部分が年式を示し、VHPICTURESが1234567890に対応しているらしい(グリーンアロー出版、愛しのハッセルブラッド78ページより)。
 90年のものからアルファベットの前に数字2桁が入っている(実際何時の年式から入ったかは知らない)。

 以下、フィルム面と書いた場合はレンズ側から見た場合、背面と書けばその反対から見た場合を示す。

【2.65年式A12】
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 このマガジンは、父の話では銀座の中古カメラ屋の三共さんで買ったらしい。物は古いが、買って10年も過ぎていない。
 他のマガジンに比べ一番作りが凝っている。
 背面には、ISO(ASAと表示)感度の表示ダイヤルが付いている。付いていても、露出計を内臓していないカメラなので、フィルムの感度が分かるだけの話。
 ここを起こすと、フィルムの枚数を確認する為の穴がある。

 フィルム面側を見る。
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 フィルム圧板の中央に穴が開いている。これは、フィルムの枚数を確認する為の穴で、古いブローニーフィルムを使うカメラに見られる機構の一つである。そういえば、以前このブログに書いたローライのカメラにもあった。

 ケースの中には、特許の表示。
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 スプールホルダーの背面側
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 このように大きな貫通穴が開いている。

 スプールホルダーのフィルム面側
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 ケースの中
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【3.72年式A12】
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 この年式のマガジンは、貫通穴がない。マガジンにフィルムカウンターが付いているからだ。
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 ISOの感度表示ダイヤルは無くなり、フィルムの箱の一部を切って入れる紙入れ方式になった。
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 マガジン側フィルム巻き上げクランクが変更。
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 スプールホルダーの背面側
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 スプールホルダーのフィルム面側
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【4.82年式A12】
 72年式と大きな違いはない。
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【5.90年式A12】
 フィルム圧板が大きく変わった。
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 写真左は82年式、右は90年式だ。多分、フィルムの貼り付き防止の為に、このようになったのだろう。
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 更にISO感度の紙入れ部分が変更された。パカっと開く方式から、横から滑らして入れる方式へ。
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 そして、スプールホルダーにも変更が入った。上、下が開く方式だったものが、写真のように1枚の板を傾ける方式になった。
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【6.2003年式A12】
 先ずは、フィルムマガジンを脱着するノブ。左から72年、90年、2003年。
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 マガジンスライドが、フィルムマガジンに挿せるようになった。ブロニカではECなどでも見られる機構だが、ようやく対応。
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 カバー内部に特許表示がなくなった。特許切れか?
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フィルム面側
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スプールホルダー背面側
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スプールホルダーフィルム面側
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 ちなみに、このマガジンを使う機会が一番多い。理由は、マガジンスライドがマガジンに挿せるから。しかし、動きは一番硬く、感動的な滑らかさがない。

【7.73年式C16】
 4×4フォーマットと言われているが、正確には一辺41mmと言われている(定規で確認していないので)。
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 6×6のスライド映写機は、数が出回っていない。4×4なら35mmフィルム用スライド映写機で閲覧できるので、このようなフォーマットを作ったらしいが、多分、トリミング状態での映写になると思う(実際確認したことがない)。

背面
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スプールホルダーフィルム背面側
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スプールホルダーフィルム面側
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【8.マガジンスライド】
 大きさの変化はない。あくまでも6枚重ねての話のレベルだが。
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 取っ手が、直線だったとものが2003年の付属品では、曲げが入っている(写真一番右側)。
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【9.所感】
 うちにあるマガジンだけで、ハッセルのマガジンがどう変わってきたかを記した。
 実際に変更が入った年代は違うと思う。歴史を追いたい方は、その手のHPを参考にした方がよいと思う。
 
 長く生産されたシリーズだけあって、マガジンの変更経歴だけを見ても面白さがある。

 私自身、A12の65年式とC16は使ったことがない。使った範囲で一番感動的な滑らかな動きをするのは、72年式である。次は82年式。古い方がいい感じ。上にも記したようにマガジンスライドがマガジンに挿せるので、2003年式の利用頻度が一番高い。
 とても買えないけど、デジタルパックが欲しい~。あれば、カメラの利用頻度も高まるのに。

私のブログ『カメラ・レンズ・用品の目次』へのリンク

※2011年7月21日追記午前
 フィルムマガジンを保管する場合、マガジンスライドは抜いたままの方がよい。理由は、マガジンスライドまわりの遮光の素材に癖が付くからである。1年くらい使わないと、フィルムに光が被ってしまうレベルだ。
 詳しく書くと、これはマガジンにフィルムを1年入れっぱなしの意味ではない。カラのマガジンに1年くらいスライドを挿し、使う段階でフィルムを入れて撮影、頭の2~3カットの一部が被ってしまったことがあるのだ。
 この経験から、うちではマガジンスライドを抜いて、フィルムマガジンを保管することにしている。
 フィルム圧板への傷つきが心配?の意見もあろうが、保存時の管理に注意すれば問題は生じない。

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