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2011年9月25日 (日)

2011年9月中旬テント泊による単独行八ヶ岳縦走(美濃戸口ー赤岳鉱泉ー硫黄岳ー東天狗岳ー黒百合ヒュッテー渋の湯、トイレ、水場情報)

 2011年9月中旬にテント泊による単独行八ヶ岳縦走を行った。
 時間と体力があれば、南の編笠から北の蓼科山までとなるが、か弱いので今回は硫黄岳と天狗岳の縦走である。

【1.ルート】
 初日は軽いが2日目が重い。
 何故、次のルートとなったか?それは、登山口=美濃戸口、出口=渋の湯ともに平日にバスがJR茅野駅から運行されているからである。タクシーは金銭面から遠慮だ。
 以下、水場とトイレについては、私自身が存在を確認出来た物を記している。
・初日
美濃戸口ー美濃戸山荘―堰堤広場―赤岳鉱泉泊
① 水場
 美濃戸山荘付近、赤岳鉱泉にある。赤岳鉱泉は蛇口から(湧き水だけど)。

② トイレ
 美濃戸山荘から先は赤岳鉱泉までない。赤岳鉱泉のトイレは簡易推薦。紙も備え付けられている。

 写真は、赤岳鉱泉。入口正面に水場。左手方向にトイレがある。
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・2日目
  赤岳鉱泉―赤岩の頭―硫黄岳―夏沢峠―箕冠山―根石岳―東天狗―天狗の奥庭―黒百合ヒュッテ
① 水場
 赤岳鉱泉でしっかり確保したい。その後は、オーレン小屋へ道を反れるか根石山荘となる。根石山荘は通り道にないので数分(補給込みで5分は最低必要と思う)のロスタイムになる。但し、その先は黒百合ヒュッテまでない。

② トイレ
 硫黄岳頂上にはないので、一番近くとなると予定ルートと逆方向の硫黄岳山荘になってしまう。ルート上は、夏沢峠にある山びこ荘管理の簡易トイレ。
 その後は、箕冠山(みかぶりやま)の分岐に簡易トイレが設置されているがロープが張られていて使えない。よって、根石山荘の山荘内のトイレを借りることになる。
 これを逃すと黒百合ヒュッテまでない。

 下の写真2枚は、山びこ荘のトイレ。
 右がヤマネとモモンガの山びこ荘(営業中だった)、左は太陽電池パネルのヒュッテ夏沢(お休みだった)。
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 有料50円。
Ahs1060062

 下の写真は、根石山荘の水場付近。左が旧館右が新館?。トイレは新館の中、水場は写真中央の右方向へ降りる階段付近(斜めの材木の裏側付近)。
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 下の写真は、箕冠山の分岐に簡易トイレ。
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・3日目
 黒百合ヒュッテー渋の湯
 黒百合ヒュッテを逃すと水場、トイレともになし。

 写真は黒百合ヒュッテ。屋外に水場はない(2011年9月中旬現在)。トイレは左手にある。
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 渋の湯のトイレは(温泉宿を除くと)、バス停から少々離れた場所にある(車窓から見たのみ。片道5分くらいか?)。

【2.キャンプ地について】
① 赤岳鉱泉
 トイレ利用料込み1000円。トイレは山小屋の外にある簡易水洗。
 水は山小屋玄関正面の蛇口(湧き水)から確保。
 地面は土。一部に空き缶など埋められたものが露出しているところもある。一部なので、何処もではない。
 やはり、耐風を考えればペグ打ちが基本と思うが、岩が転がっているので天候によっては岩でよいだろう。今回は岩を利用した。
 ここは、先日の台風12号で小屋に被害が出るほど、天候によっては風が強い場所(被害は赤岳鉱泉のブログに記載されている)。時には、それなりの覚悟も必要な“場所”の認識が必要である。

 テント場の地面は、下のような感じ。
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② 黒百合ヒュッテ
 トイレ利用料込み1000円。トイレは、山小屋内の小屋宿泊者と同じ水洗を利用、清潔感ありだ。
 水は一部の個人HPに小川から確保と記されているが、2011年9月現在、小屋内のタンクからの確保となる。この水は小屋宿泊者と共用で、通行人はペットボトルを購入せよと記されている。
 地面は土。テントの下へ敷く板も用意されているが、使用は必須ではないようだ(料金支払い時にそのような指導はなし)。

 テント場は写真の背中方向だけど、地面は写真下側と同等。違いは、テント場には手ごろな岩・石が転がっている。
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【3.単独行として】
 比較的道標もしっかりしているので迷うことはないと思う。
 但し、
①天狗の奥庭付近は一部、ペンキによるルート表示が分かり難いところもある。現実、ヒュッテ近くで登山地図にはないルートへ入ってしまった。その先に何があるか分からないが、剥がれかけたペンキによるルート表示まであるのだ。
 幸い、一般ルートの割にはハイマツが道を塞いでいたので、直ぐに間違えに気づいた。
 ペンキによるルート表示は、登り視点か下り視点かを見極める必要がある。殆どは登り視点か?
② 黒百合ヒュッテー渋の湯間は、『渋の湯』の表現の無い道標がある。
 これについては、【6.写真】のコーナーの最後に記している。

 この2点は注意をした方がよいだろう。

【4.全般】
 東天狗岳を少し下ってから黒百合ヒュッテまでは、岩の上を歩くことが多く、テントを担ぐ重量級の装備だと想像以上に時間がかかるので注意したい。黒百合ヒュッテが見えてからが結構長い。
 天狗岳経由で、黒百合ヒュッテに同日テント泊された方々も同様なことを話していたので余裕を持った計画を立てた方がよいだろう。

 この時期気温は、夜間10℃下回ることもある。一方日中は時には25℃以上もあったりする。
 私の山用シェラフは、-5℃対応なので、寝初めは少々暑く、横を開放、下半身は下着のみ。しかし、深夜はそれなりに冷えたので1枚穿いた。それでもサイドのファスナーを100%締める必要はなかった。
 寒がりの私でもこの程度なので、普通の人?は余り寒さ対策は考えなくてもよいかも。

 昼間と夜間の気温差が多いので、テントの結露も雨天時以上に多い気がする。
 外側、内側ともに吸水性が高く速乾性のタオルなどで、撤収時に拭いた方がよいだろう。重量増しとザック内の湿気防止の為に。


【5.何処にでもいる遭難予備軍】
 山小屋の前で、ガイドブック片手に、どっちの山へ行こうか?と相談する遭難予備軍を見かけた。完全に低山のハイキング気分だ。リーダーと思われる人物のそのような行動に、同行者が少々呆れていた様子が見て取れ、笑いそうになってしまった。

 無計画な人が勝手に遭難するのは構わないが、救助には税金がかかるし、この人たちの滑落や転倒に巻き込まれたら非常に迷惑である。

【6.写真】
① 初日(美濃戸口ー美濃戸山荘―堰堤広場―赤岳鉱泉泊)
 こんな沢を見ながら登る。
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 この時期は花が少ないのかな。
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 夕方。
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 月光。夜間、周囲を殆ど気にせず写真撮影出来るのはテント泊のよいところ。
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② 2日目(赤岳鉱泉―赤岩の頭―硫黄岳―夏沢峠―箕冠山―根石岳―東天狗―天狗の奥庭―黒百合ヒュッテ)
 昭文社の登山地図の標準コースタイム(小屋泊まり装備を想定)は、休みなしで5時間半かかる。
 実際、撮影やら休みやらで、朝8時スタート、午後5時着、行動時間9時間となった。遅くとも午後3時には到着したいところ。今回は、計画遭難と言える。

 テント場より朝開けの赤い山
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 硫黄岳へ向けて森の中を歩く。
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 硫黄岳山頂が見えた。
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 硫黄岳山頂まであと一息。
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 中央にUFO。
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 UFOが消えた(正体はゴースト)。 
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 硫黄岳山頂の石がゴロゴロで日陰なし。写真には写っていないけど、この右手方向にロボット雨量計の跡があって、雷雨時は避難が出来そう。
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 稜線が見えるのはいい。
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 硫黄岳の爆裂火口。まさに爆裂。
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 夏沢峠へ向けて。
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 左手を見る。
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 朽ちた木
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 根石小屋、左の旧館は芸術的。
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 根石岳を下って東天狗岳方向を見る。
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 根石岳と東天狗岳の間にある凸部。
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 東天狗から登ってきた方向を見る。
 登山地図やガイドブックに鎖場(30mって記載)とあるが、現在無いに等しい。
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 東天狗から根石岳を見る。
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 東天狗岳より黒百合ヒュッテ方向(北)を見る。
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 東天狗を下る。
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 天狗の奥庭。岩から岩へ歩く、まさに天狗の庭。
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 天狗の奥庭のスリバチ池?。水が余りない。近づけるルートについては未確認。
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③ 3日目(黒百合ヒュッテー渋の湯)
 このルートも天狗の庭同様、下り始めは岩から岩へ歩く感じ。朝方は朝露で濡れていることもあり、テント泊の重量級装備では特に注意が必要。

 先ずは分岐を目指して下りる。
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 よい天気。
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 コケ。美濃戸口側もコケが多いが、ここも多い。
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 また、コケ。
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 渋の湯(右手の建物)、奥はバス停方向
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 このルート、道標は分岐毎にあるものの、『渋の湯バス停』方向と記していない場合が多い。
 例えば、次の通りだ。

 八方台への分岐にある道標
Dfs1070020
 上の道標は、奥蓼科登山口が”渋の湯”の方向。

 では、この分岐は?
Dgs1070023
 来た方向の天狗岳、黒百合平ではないことは確か。
 残る2つは、高見石付きの奥蓼科登山口か、高見石無しの奥蓼科登山口。正解は、無しの方だけど、”渋の湯”の一言があった方が分かりやすいと思うのは私だけではないだろう。
 道標に同じ目的地は、よくないし、奥蓼科の漠然とした表現もよろしくない。
 地図、コンパスで確認すればよい話しではあるが、一般ルートである以上多くの人が見る道標、改善が欲しいところだ。


以上
 安全な単独行を目指す登山者へ

※私の登山関連ブログの目次へのリンクは、登山の目次


※2011年11月17日
 同じルートを10月中旬にも登山。このブログへのリンクは、
2011年10月中旬テント泊による単独行八ヶ岳縦走(美濃戸口ー赤岳鉱泉ー硫黄岳ー東天狗岳ー黒百合ヒュッテー渋の湯、トイレ、水場情報)/写真120枚程度 /
 こちらには、カシミール3Dによる断面図もあり。


 


 

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