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2011年11月28日 (月)

築ウン十年の家の木製の窓枠のガラスの交換

 過去何度も書いたがうちは古い。
 家の古い部分は、関東大震災に耐えたレベルである。

 今回は、木製の窓枠のガラスの交換である。
 アルミサッシならば、ネジを外すだけで窓枠を分解してガラスを取り外すことが出来る。ガラスさえ入手できれば、DIYを行う家庭にとっては何でもないことだろう。
 しかし、木製の窓枠になると、そう簡単にはいかない。
 多くの木製の窓枠がそうであろうと思うが、はめ込み式で組み上げられている。ネジや釘は使っていない。引っ張っても分解出来るものではない。そもそも、分解を考慮した製品であるかも分からない。ひょっとするとパズルのように1箇所何かを外すとスルスルとかも知れないが。
 最大の懸念事項は、古いものを無理に分解にすると、分解=破壊、あるいはガラスの破損などで、現状以下の状態になる恐れもある。
 ※最近の木製サッシ(窓枠)は、分解も考慮されていると思うが現物をよく見たことがないので分からない。

【1.ガラス板の交換方法】
 では、どのようにして割れたガラスを交換するのだろうか?
 何箇所かの窓枠を観察すると次のようなところを発見した。
① 交換していないところ
111127

② 交換したと思われるところ
111127_2

 木製の窓枠に対して、角材を使って新たな枠を作り、ガラス板を挟んで固定しているのだ。これなら窓枠を分解しなくともガラスの交換が可能である。
 今回は、この手法で交換することにした。

【2.用意した材料】
① 交換用ガラス板の代用品
 これについては、【3.交換用ガラス板の代用品】に記す。
② 角材
 桧の角材。4mm角と10mm角の2種を用意した。
 太い方が、固定時の割れを軽減できるが、窓枠の厚みによるので個々の事例に合わせて選択すべき。
 この手の細い材料は、材質の選択肢が少ないが、幸い、日本の環境に適している桧が主である。
 下の写真は、加工後の角材。
111127_3

③ 釘
 原則、釘を利用すると分解が出来ないので使わないことにしている。しかし、4mm角の材料を固定出来る木ねじは入手が難である。そこで釘を使う。
 何れもステンレス製で、10mm、13mm、16mm、19mmを用意した。10mmの角材には主に16mmの釘、4mmの角材には10mmないし13mmを利用した。
  直径は19mmのもので1.4mm、それ以下は1.2mm。

【3.交換用ガラス板の代用品】
 本来、ガラスの交換はガラスにするのが望ましいが、ガラス店へ行って、『材料売りはしません』と言われると腹が立つので、ホームセンターにある材料、プラスチックを選択することにした。
 プラスチックならば、割れに強い反面、吸湿性で反りを生じたり、紫外線による自然分解の可能性もある。
 但し、昨今はガラスの代用をうたい文句にしているプラスチックもあり、実験的にプラスチックを使うことにした。ガラスが入手可能であれば、ガラスを使うことを推奨したい。

 近所のホームセンターには、株式会社光さんの材料が売られていた。
 このメーカの材料カタログのHPへのリンクは、http://osaka-hikari.co.jp/item/sin/sin.htm

 株式会社光の場合、ガラス代用スチロールと呼んでいるものがある。その中で、PSWMの品番のものがUV対策材なので紫外線に比較的強いと思われ、屋外利用ならばこちらを使うべきである。
うちの場合は、近所のホームセンターで物色したところ、メーカ問わずUV対策材がなく、対策材ではないKSWMの品番のものを使うことにした。

① ラベルの全体
 111127_4

② ホームプレートスチロールシリーズ
111127_5

③ ガラスの代用
 本来は屋内利用と思われる。
111127_6

④ 株式会社 光
111127_7

⑤ ガラス代用スチロール品番KSWM-9025
 厚み2.5mm、600×900mm、1枚2900円。
 曇りガラス風のもの。
111127kswm9025


【4.必要な道具】
 ① ガラスあるいは代用品の切断
 ガラスを使う場合、ガラス代用のスチロールを使い場合、何れも店頭で切るサービスがあるならば、切ってもらった方がよい。
 理由は、切断距離が長く、直角、直線、平行が出ない可能性に加え、ガラス代用スチロールの場合、切断面の状態が綺麗になるか?である。

② 角材の切断
 普通のノコギリか小さい材料なので糸鋸で十分。

③ ドリル
 手動式でよい。
 刃は1mm。
 これで穴を開ければ、釘の直径に対してちょうどよい。
 1mmの刃は、折れやすいので複数の常備が望ましい。

④ 金槌
 余り大きいものより、頭が5~6cmくらいの長さくらいが適当と思う。

⑤ ヤスリ
 角材の切断面は、綺麗にしましょ。

⑥ 手袋
 ガラスを触るときに利用。
 皮、ゴム、自分の手の安全なので選択はご自由に。

 以上のように特別な道具は、何一ついらない。

【5.作業】
① 修理したいところ
 透明のテープで補強してごまかしていた。
 早く修理しろって?
 うちは、蚊が多いので、外まわりの作業は蚊がいなくなってからに決めている。
111127_8

② 木枠からガラスを取る
 この作業が一番気を使うかも。
111127_9

③ 角材
 角材は、必要な寸法に切断後、釘ようの穴をドリルで開けておく。
 角材は、作業環境にもよると思われるが、うちの場合は、先ず、内側の角材を固定した。1枚のガラスの窓枠は4辺あるので、4本の角材を固定。
 その後、ガラス(代用品)を入れて、外側の角材を固定。
 内側には4mmの角材、外側には10mmの角材とした。
 透かして見ると、次の写真(室内から撮影)のようになる。
111127_11
 外から見たところ
111127_10
 
 見てくれを気にするならば、窓枠を塗装するのもよいだろう。
 うちの場合は、他人様から見えない場所なので、そのままだ。

④ 左が交換後の代用品、右が昔から使用中の曇りガラス
 この写真では、雲りガラスと比較して差が感じられるが、2mも離れるとそれ程違和感がない。
 111127_12

【6.所感】
 ガラス代用スチロールの代金が2900円、購入した材料からは3枚分が取れたので、店での加工代金含めても1000円程度の修理費用である。
 ガラス代用スチロールは、何年持つか分からないが、あくまで実験と考え様子を見たい。

 業者に依頼するといくらになるか分からないが、『この際、アルミサッシにしろ』とかって話しになる可能性もある。1万、2万円では済まないだろう。
 今回も家族の協力の下、低費用修理が実現できた。


※私の修理関連のブログへのリンクは、
私の修理関連のブログへのリンク
 過去、床下の修理、木製窓枠用網戸の修理などを掲載。

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