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2012年5月 8日 (火)

修理 木製窓(木枠の引き違いの窓)が重くて開け難い(鴨居が下がって)

 何度も書いたがうちは古い。
 いつの間にか不具合が生じる。

 今回は、木製窓(木枠の窓)が重くて開け難くなってしまったのでDIYで修理することになった。
 窓と言っても回転窓、上げ下げ窓、よろい戸、突き出し窓ではなく「引き違い戸」である。
 窓枠の大きさは、横180cm程度、縦90cm程度。2枚戸である。

 必要な道具は、一般的なサイズのカンナ、幅の狭いカンナ(幅18mm程度)、ヤスリ、ノミ、ノコギリなど。何を何処で使うかは下に記す。

【1.窓が重くなる原因】
 木製窓の重くなる原因は、
①戸車が磨り減って車高短になってしまう。
 これは、引き違い戸が対象になるが、過去の私のブログ木製の窓が重いので、戸車(車輪)をステンレス製(埼玉のモリギンさん)に交換などで記した。

② 鴨居(天井側)が下がる、敷居(床側)が変形などで隙間がなくなる。
 鴨居の変形とは、床下の問題が敷居が歪むことを意味している。
 また、鴨居が下がるとは支えのない窓の中央付近が、文字通り下に下がり可動部の窓押さえつける状態を意味している。
 今回の修理対象は、鴨居が下がった為、重くなったと思われる。
 120505_2

【2.過去の事例との違い ⇒ 窓が外れない】
 過去、私のブログで似た様な事例として鴨居が下がりふすま、障子が重いに、その対応方法を記している。
 古い家なので、年1回程度、何処かしらこのブログに記したような作業を行っているいるが、これまでは何とか枠から可動部を外すことが出来た。鴨居の溝には、幅の狭い(18mm)カンナ、土手の部分は普通のカンナで削るのだ。
 今回は、窓枠から可動部である窓が外れないのだ。

 それがそんなに大変なことか?
 大変である。
 外すことが出来れば、鴨居側、窓側、両方を削ることが出来るが、外れないと窓側は当然削れない。鴨居側しか削れないのだ。
 しかも、引き違い戸型の窓は、左右重なっている部分がある。重なっているところは、窓の中央なので一番鴨居が下がり、窓の可動を悪くしている最大の原因部分でもある。この部分の鴨居側、可動部側、双方が削れないのだ。

【3.窓を外す方法】
① ジャッキアップを行う。
 車載工具でジャッキがある。ジャッキを使って鴨居を持ち上げることが出来る。
 うちの場合、ジャッキを置く位置に制約があり、十分にジャッキアップ出来ずこの手法は断念した。
 ※車のジャッキでは、高さ不足であるが材木で高さの問題はクリア。

② 人力で持ち上げ
 人間ジャッキ。これも断念。

③ 重なっているところを削る
 今回は、この手法で対応した。

【3.重なっているところを削る】
 可動側の窓が重なっているところは、概ね5cm程度。この部分の鴨居側の溝と土手の部分を削ることが出来れば窓を外すことが可能である。
 1つ方法がある。
 ①鴨居の溝は、その溝からノミを突っ込んで削る。
 ②土手の部分は、薄いヤスリで削ればよい。
 
【4.具体的な作業】
① 先ずは、窓を全開に出来るようにする。
 上記3を実現するには、窓を全開に出来る状態にしなければならない。
 重なっている5cm程度の部分をノミで削るには、左右から攻めた方がいい。
 従って、左側に全開で寄せられる状態、右側に全開で寄せられる状態、双方を実現出来る様にひたすら削る。
 鴨居の溝は、幅狭のカンナ(18mm幅)、土手は普通のカンナを使う。

② 重なっている部分の土手
 120505

 薄いヤスリで徐々に削る。
 120508_8
 左のシルバー色のものは、爪用のヤスリ。木もよく削れる。

 面倒?
 確かに面倒。
 そこで、登場するのがノコギリだ。
 120508_9
 写真はいわゆるカナノコ。普通の大工用でも構わない。ただ、小型なので使いやすい。
 これを隙間だったところに刃を合わせて、徐々に挽くのだ。ヤスリよりは効率がよい。

 その結果が、120505_3

 仕上げは、窓を外してから行えばよい。

③ 重なっている部分溝
 現実的には、溝だけは難しいかも。
 そこで、可動部側の窓も角を削り(面取りを入れる感じだ)、その上で溝を削る。
 削ると言うより、彫るだ。
 120506
 上の写真は、可動側の窓をノミで彫って、面取りを施したもの。
 手前側の溝が汚いが、これもノミで削っている。溝は、通常幅の狭いカンナを使って削るが、窓がある為、削れないところがある。それをノミで彫っている。窓を外してから、幅の狭いカンナで削ればよい。

④ それでも外れない
 敷居側をカンナで削る。
 更に、それでもまだあと一息が必要そう。
 敷居と窓の可動部の間にマイナスドライバーを突っ込んで、てこの力で外す。

④ 無事外れた。
 後は、外した窓を削る、鴨居側の土手、溝を削る、ヤスリで綺麗にするなど行う。
120506_2
120508_10
 窓の角は、上の写真のように面取り状になってしまうが、鴨居の溝に入る部分なので外からは見えない。


【5.所感】
 かなり強引な手法であった。
 鴨居の溝をカンナで仕上げても、ノミの凸凹は多少残る。それが気に入らない人には向かない手法だと思う。
 今回も家族の協力により、低予算で修理が出来た。

 低予算とは、ノミがなかったのでノミの購入。3本セットで1,000円弱。普通のサイズのカンナと幅の狭いカンナはあるが、小型のカンナがなかったので追加購入(500円弱)。合計1500円弱。

※私の修理とDIY関連のブログへのリンクは、 
修理とDIY

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コメント

家の修理で検索していて、読ませて頂きました。
私には ここまで道具や技量が無いのですが
色々と参考にさせて頂きます。

ところで、知人の家でも鴨居が下がってしまい
障子が動かせなくなってしまいました。
1間半に4枚の障子なので、尚更です。
私も手伝ったのですが、そのときの方法をお知らせします。

敷居と鴨居の間隔は、両端では大きく、中央では1.5cmも小さくなっていました。
DIYで 2X4の中でちょっと細い2X3の棒を買って来て、
敷居と鴨居の間に叩き込み、間隔を広げたのです。
障子が走る部分の外側に細い柱を建てる感じです。
2X3材は長さが183cmありましたので、敷居の間隔174cmに合わせるには、
166cmの棒と4cm厚、長さ8.5cmの小片2個を作り、
棒の上下に小片を置き、鴨居の端から差込み、中央部へ移動させました。

こんな方法もありましたので、参考にしてください。

投稿: はぐれ雲 | 2012年7月 9日 (月) 09時58分

 はぐれ雲さん、コメントありがとうございます。

>敷居と鴨居の間に叩き込み、間隔を広げたのです。

 作業対象箇所ごとに、固有の制約条件があるので、一つでも多くの手法を知っていると、次回の作業につながります。
 ご教示ありがとうございます。
 
 

投稿: Jenag | 2012年7月11日 (水) 08時19分

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