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2013年5月20日 (月)

家の修理(DIY) 玄関を厚さ20mmのヒノキの板でフローリング

 何度も書いたがうちは古い。

 過去、和室の床下の梁までDIYで修理している。
 床下の場合は、梁と言わず根太(ねだ)が正しい。
 この作業は、家の修理 床下修理(和室)家の修理 床下の修理などに記している。

 今回は、床下に比べれば楽な作業になる(と家族誰もが思っていた)。

【1.元の姿】
130514
 上の写真の通りである。
 と言っても写真では、傷が付いているだけにしか見えない。
 実際は、ところどころ人が歩くとベコベコするのだ。

 何故、ベコベコするのか?大きく次の2点である。
① 冒頭のブログに記したように根太に問題がある。
 以前も記したが、日本の古い家屋は、1間=1.8m単位で作られている。
 床下の根太もこのルールに従っている。太い根太と根太の間に細い根太を入れて、その上に床板となるが、うちの場合は、何故か最小45cm間隔で根太が入っている部屋が多い。

② ベニアの経年変化
 45cm間隔の根太の上に板を置けばどうなるか?板はしなる。
 うちの床はベニア板。ベニアは、薄い板を貼り合わせた積層構造の板である。人が上に乗ることで、当然しなる。10年、20年も経てば”しなり”によって、その貼り合わせがだんだんダメになる。

 但し、根太の間隔が一般的な22~23cm?であれば、45cm間隔より、床板のしなり=たわみも小さくその進行は遅いであろう。うちのように根太の間隔45cmでは、しなりが大きくダメになる速度が早い。

 そんな訳で、家族の間では見た目の問題より、人が上を歩いたときに床が抜けるかも知れない恐怖を何とかしないといけないことになっていた。


【2.根太をどうするか?】
 現在使用中のベニア板を剥がして張り替えるのが理想である。
 しかし、何処から外せるのか?外せる場所=スタートの場所が分からない。
 すると、破壊活動の選択になる。
 破壊の場合、根太の追加作業も可能でそのメリットは大きいが、上手く床板を張り直し出来ない可能性もある。
 玄関の形状が単純ならよいが、うちの玄関は階段があったり、土間から一歩上がったところが斜めであったり、、板を単純に垂直に切って置くだけでは済まない。
 最悪、玄関が使えませんって(^^;)。

 そこで、既存の床の上に板を置く方法にすることにした。
 根太の追加、補強は出来ないデメリットはあるが、「既存根太+既存床板+新規床板」構造になるので強度は増す。何より、失敗しても「最悪の玄関が使えないレベル」にはならない。


【3.床板の選択】
 実は、1~2年ほど前から店頭やネットを物色していた。
 床板用ヒノキとなると1枚最低1000円。サンプルを送ってもらったこともあるが、30cmくらいの長さの板なので雰囲気が分からない。
 店頭で見たものは、無垢板と書いてあっても30cmくらいの長さの板を長手方向に貼り合わた板だったり。
 どうも気に入らない。

 最近になってホームセンターで、1枚500円以下で買えるヒノキの板を発見した。
 厚さは20mm。桧舞台の30mmに届かないが20mmもあるのだ。
 通常の床板が、12~15mm程度のようなのでかなり厚い。これなら「既存根太+既存床板+新規床板」構造でも強度的には問題ないであろう。
 長さは2m、幅85mm。もう少し幅がある方が見た目はよい。
 しかし、1間単位の長さが多い中、2mの長さはうちの玄関には都合がよい。1間では1枚しか材料取りが出来ないが、2mだと2枚の材料取りが出来る。
 
 但し、フローリング用の板ではない。


【4.板の固定方法】
 フローリング用として売られている板は、側面に片側に凸形状と凹形状が切ってある。2枚並べれば、オスとメスがかみ合う感じになる。よって、「浮き」方向はあまり気にしなくてもよいかも知れない。
 但し、部屋の隅は、一方が凸部となる。つまり、上から見れば端が凹んでいる状態になるので、気になる場合はフタのようなものを貼り付けることになる。

 今回の板は、上記の通りフローリング用ではない。
 板厚10mmあるいは15mm程度だと上から釘、木ねじなどで固定するか接着(両面テープ含め)することになるであろう。
 板厚が20mmあれば、側面に穴を開けて平行ピン(下記5の⑥に写真)を入れて板同士を固定することが出来る。
 但し、上下、左右方向の3次元的な穴あけ加工精度が要求される。

 と言うことで、この方法で作業を進めることに決定し、板厚20mmのヒノキの板を使うことにした。
130414
130414_2


【5.実際作業】
 作業に使った道具は、庭木の剪定用ノコギリ、ハンドドリルと直径4mmの刃、ルーター、鉄ヤスリ大(目の粗いもの)、鉄ヤスリ小(目の細かいもの)、サンドペーパー、直角を出す定規など。ルーターは必須ではない。
 
・直角を出す定規
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・曲尺
130520_13
 これはシンワさんの品番12101、10cm×5cmの小型曲尺。
 今回の作業の為に、使うかも程度で購入(500円弱)したが、この存在でかなり助かった。

① 板の選別
 店頭で木目がよいものを選んだ。
 それでも購入したもの全てが都合のよいものであはない。
 具体的には、納品後のチェックとして木目以外に、反り、全長をチェックした。

 床が反っているところがあるので、床の反りと反対の反りに置いたときによい木目の板。
 1枚で2枚の材料取りをする場合ほぼ2mになるので短い目のものを除きたい。現実5mm近く短い板(2m無い)があったが、これは木の板の公差を考慮すれば許される範囲なので文句は言えない(通常長めが多いので短いのがあってビックリした)。
 等級にもよるが、公差は2mなら±6mmくらいはありと考えた方がよいだろう。木は湿気の影響もあり現実はもっとあると思っていた方が無難。材料取りには、ギリギリで考えない方がよい。

② 選別後仮置き
 イキナリ切らずに仮置きして全体の様子を見る。
 木目などを気にするなら、ここで入れ替える。

③ 基準を決める
 単純な形状部屋なら、単純に端を選べばよいがうちは変形している。
 その中でも都合のよい場所を選んだ。
 基準の板を1として管理番号を付ける(ポストイットを使った)。

④ 切る
 先に「土間から一歩上がったところが斜めであったり」と記したが、この部分は3mm~5mm程度長めとした。
 板の切断には、通常のノコギリは使わず、木目に対して縦横斜め、どの方向でもよく切れる庭木の剪定用のノコギリ(粗い目)を使用した。粗い目のノコギリなので、それだけで切った板材が1mm程度短くなる。

⑤ 再度仮置き
 様子を見る。

⑥ 側面に穴あけ加工を行い平行ピンを入れる。
 平行ピンは、2種類用意した。
 1つは市販の鉄製(S45C)でニッケルメッキ製のもの。直径4mm長さ25mm。当初、全部これを使う考えもあったが意外と価格が高い(10本で300円近かったような)。加えて、鉄なので硬く融通が利かない。隣接の板との連結で、僅かな誤差も許されなくなるのだ。
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 そこで、アルミの丸棒直径4mm、長さ1mを用意した。1本180円。これを切って使うことにする。ノコギリで切ると結構大変であるが、ワイヤーカッターか大きめのペンチで切れるが、前者の方が後者より切りやすい。
 130520_9
 切断に使用する道具にもようだろうが、切断面を加工しなくとも使えるレベルであった(木の側面に4mmの穴加工を行い、そこにこの自作アルミピンがすんなり入るの意味)。
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 上の写真では、左がアルミ、右が鉄製。鉄製は市販品なので、両端にC面取り加工が施されている。アルミの方は、ワイヤーカッター切りのまま。幸い、切断面が太くなったりせず、追加加工なしで使用できた。
 勿論、見えないところに拘りたい場合は、切断面を加工するのもよい。最初作った何本かは、見えないところに拘ったが、中盤以降は切ったまま。

 穴位置の寸法出しには、シンワさんの小型曲尺が非常に役に立った。小型なので、板厚20mmの面にも置ける。
130514_4


【6.写真】
① DIY後
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② 斜めの部分
・ヒノキの板をノコギリで切った後、軽くヤスリをかけた程度
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・仕上げ
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 最初に、大きな段差となる部分をルーターで削る。
 その次に大きな目の粗い鉄ヤスリでひたすら削る。次に目の細かいヤスリ。最後に軽くサンドペーパー。


【7.所感】
 大工さんに頼んだら、ウン十万では出来ないかも知れない。
 仕上がりは、大工さんの方が美しいかも知れない。
 それでもDIYで、20mmの板厚のヒノキの玄関をお手軽価格(500円×板の枚数)で出来ることを考えるとトライしてよかった。

 作業で大変だったのは、平行ピンを入れる穴の位置決め。mm単位以下の加工精度が必要。アルミのピンは、鉄より曲げやすいので加工精度の悪さをフォローしてくれる。
 曲がるようなものは、強度不足では?と感じる人もいるだろう。ずれなければよいのである。ぴったり板を敷き詰めれば、元の床との摩擦、左右の板との摩擦でずれは殆どない。
 加えて、ピンを1箇所ではない。板1枚で4箇所から6箇所入れてる。その1本を基準ピンとして鉄製を入れている。故に強度的な問題は、充分と考えている。
 また、斜めに切る作業は、剪定用ノコギリを使用したこともあってそれ程大変ではなかった。但し、仕上げに時間がかかった。家族交代でひたすら削る。そんな作業を2時間くらい行った。

 作業途中で挫けそうになるレベルではなかったが、床下より楽か?と問われると畳みの移動がないので体力的には楽とも言えるが、上記2点、つまり手間の部分は床下より楽とは言えない。


 

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