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2014年2月 2日 (日)

2014年2月2日付け小説朝日新聞朝刊社説『貿易赤字拡大― 構造変化に向き合おう』を読んでの感想/PM2.5や温室効果ガスは無視のご都合主義

 2014年2月2日付け小説朝日新聞朝刊社説『貿易赤字拡大― 構造変化に向き合おう』を読んでの感想。

以下感想。
 社説では、貿易赤字の直接の原因は、原発停止に伴う燃料の輸入が増えたことだとしながらも、為替によるもので原発停止そのものを強調するのはおかしいとしている。

 2013/12/20付 日本経済新聞 朝刊によれば、2010年度の化石燃料の輸入額は18兆円、2013年度は、27兆円の見通しと記されている。為替で20%増しで21.6兆、仮に30%増しで23.4兆円だ。27兆円には届かない。停止の影響は確実にある。増加金額の半分は、為替によらない停止と見るのが妥当であろう。

 仮に為替の影響が全てとしよう。
 債務超過を叫ばれる日本。いつ暴落するか分らない。日銀のコントロール外になる可能は否定出来ない(アンダーコントロールの誤訳が懸念される)。今年の末には1ドル200円かも知れない。
 赤字だけは確実に増える。
 朝日新聞的には、騒げば済むのでお気楽であろう。

 次に最近、化石燃料の利用増加が、関東でのPM2.5の主な発生要因との見解も出ている。
 これは、2013/11/28付日本経済新聞朝刊『PM2.5、国内でも発生』など、一部で報道されている。海洋研究開発機構による分析では、関東のPM2.5に対する国内発生源の寄与率は51%、日によっては70%と記されている。
 2013/10/18付 日本経済新聞 夕刊によれば、WHOの国際がん研究機関は、『微小粒子状物質「PM2.5」など大気汚染物質による発がんリスクを5段階の危険度のうち最高レベルに』と発表している。
 社説に記すようなシェールガスの調達などで支払いを抑えることが可能であってもPM2.5によるガン、更に温室効果ガス増加の問題が残る。

 自然エネルギー?
 100%普及するまでは、化石燃料発電を継続する必要がある。PM2.5を100%抑える発電システムが100%普及するまで、確実に発ガン性物質が、日々大気解放され蓄積されるのだ。N95マスク、あるいはN99マスク着用で過ごせば済むって人もいるだろうが、そんな日常生活はいやだ。森のくまさんはどうするの?
 1000年に一度のリスク覚悟で原発を使うか?、化石燃料発電の二者択一的発想で済む問題ではないが、今ゼロだから今後もゼロ継続の主張の人は、実質二者択一の発想をしている。

 社説の途中で、電気業界などについて『空洞化防止か海外展開か、という単純な発想から卒業することが必要だ。』と記してはいるが、朝日新聞、はエネルギー問題に関しても単純な発想から卒業することが必要であろう。

 エネルギーと安全保障の重い視点も必要。
 シェール革命でアメリカは、「脱世界の警察」に向かうって話もある。

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