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2014年4月 7日 (月)

2014年4月7日付け小説朝日新聞朝刊社説『黒田緩和1年―自縄自縛の危うさ』を読んでの感想/ベアが復活した事実を無視か?

 2014年4月7日付け小説朝日新聞朝刊社説『黒田緩和1年―自縄自縛の危うさ』を読んでの感想。

以下感想。
>だが、これは円安による輸入品値上がりの影響が大きく、賃金上昇などを伴う「よいインフレ」には至っていない。さらに消費増税も加わり、国民は生活を圧迫する「物価高」を強く意識するようになってきた。  
 2014/3/27付日本経済新聞朝刊『賃金上昇、物価に圧力 2月サービス価格、21年ぶりの伸び脱デフレを促す』。
 この記事では、『人件費増が物価を押し上げる循環になりつつある』と記されている。
 
>日銀が目指すのは、消費増税分を除くインフレ率を2%にすることだ。日銀短観で、企業が1年後にこの数字がどの程度になると期待しているか調べたところ、平均1・5%と目標に届かなかった。

 これはマインド。
 緩和が不十分と判断しているとも取れるし、外的要因(欧米、中国)からどうなるか分らないの意味も含まれる。

>しかし、日銀はそんな市場の催促に迎合すべきではない。追加緩和の効果は限定的で、先々のリスクを膨らませる弊害の方が大きいと考えるからだ。

 短観が目標に届かない=悪いと指摘していながら、追加を認めないとは意味不明。

>追加緩和で仮に円安が進んでも、輸出が思うように増えない現状を考えると、一層の輸入インフレや経常赤字に伴うマイナス面を無視できなくなろう。

 経常赤字がいけない?
 問題なしの意見もあるぞ。
 そもそも民主党政権の3年で異常な円高が続いた。3年はかかるだろう。
 1年で改善したら、それこそ魔法の杖だ。

>日銀が追加緩和でさらに巨額の国債を抱え込むと約束すれば放漫財政も助長する。「異次元緩和は赤字財政の尻ぬぐい」と見透かされ、国債急落(金利急騰)の危険性が高まる。

 保険をかけておけば、デフォルトになったとき借金ゼロの過激な発想もあるぞ。
 2014/3/29付日本経済新聞朝刊『債券貸借、初のマイナス金利緩和で国債不足』では、マイナス金利だ。
 国債を取り上げるなら、今は流動性の問題を指摘すべき。

>経済政策の規律が崩壊するのを避けるためにも、日銀は異次元緩和の現実的な出口に向けた地ならしを進めるべきだ。

 出口とはお笑い。
 異次元は、異次元ではない。実質欧米並みだ。これは、日銀が異次元と表現したのが問題。
 アメリカは、リーマンから緩和が始まりようやく方向転換を始めた。
 日本も緩和をこのころから始めたが、効果のない小出し。あと1年半から2年は最低でも現状維持が必要だろう。

 少なくとも今年は、死語になっていた「ベア」が復活した。
 2014/3/25付日本経済新聞夕刊『ベアを知らない子供たち』によれば、2000年以降、ベアはほとんど見送られていたようだ。
 平均年収1300万円の朝日新聞は、金銭感覚なしか?
 半年1年で効果が出るような策は、劇薬であり極めて危険である。
 日銀目標2%に対して1.5%は、劇薬と感じていない証拠。今しばらく継続するのが妥当であろう。

 今、日銀が出口の話をしたら、それこそ、世界的な批判を浴びかねない。
 それが狙いか朝日新聞。

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