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2014年5月21日 (水)

2014年5月21日付け小説朝日新聞朝刊社説『原発事故証言― 再稼働より全容公開だ』を読んでの感想/また、朝日新聞の証言だけに頼る危うさ/吉田氏の上申書の感想を追記

 2014年5月21日付け小説朝日新聞朝刊社説『原発事故証言― 再稼働より全容公開だ』を読んでの感想。

以下感想。
 議事録を適切に残さなかった民主党政権。
 当時から批判があったが、何故か多くのマスコミは重要視しなかった。
 人間の記憶とは曖昧である。こんなことは絶対に記憶違いはないと思っていても記憶違いを起こす。

 吉田氏の証言は、は11年7月22日から11月6日にかけて計13回、時間にして29時間16分(休憩時間
1時間8分を含む)に及ぶとされる1回2時間程度。
 朝日新聞は、氏自身の29時間にも及ぶ証言において、矛盾を生じていないか検証したのか?。他人との矛盾ではない。氏の話だけである。都合のよいところだけ取捨選択したのではないのか?と疑問が浮かぶ。
 更に、全体としての整合性だ。その検証はどうなのか?

 J−CASTニュース、http://www.j-cast.com/2014/05/20205264.htmlによれば、朝日新聞が入手したというヒヤリング記録は非公表で、朝日は吉田氏が公開希望と主張、政府は吉田氏の意思を理由に公開を拒んでいるとされる。
 朝日新聞のご都合主義的曲解による故人の意思無視なのか?それは分らない。
 現段階では、朝日新聞のデジタル会員だけに29時間分の証言全文を公開しているようだが、この証言文事態も本物か?疑問がある。
 更に録音から文書化の段階で、微妙な表現が変わっていないか?
 ネット上でよく言われる捏造朝日。
 政府が録音と保管文を公開し、これらと朝日記事の双方が一字一句合致していることを検証し、その上で議論するのが正しい流れであろう。
 証言だけに頼る危うさ(慰安婦問題)を忘れたのか朝日新聞。


 社説の最後の方で、『東京電力はただちに事実関係を明らかにすべきだ。この問題を正面から議論せずに原発運転を任せることはできない。』としているが、何故東電だけなのか疑問だ。
 政府管理の記録開示を求め、当時の民主党政権の面々に対する更なる追及(最低でもSTAP並の追及ね)を行うべきであろう。


 中ほどには『ところが原子力規制委員会の田中俊一委員長は調書の存在自体知らなかったという。事故を繰り返さないために生まれた規制組織が、事故の詳細を把握していないとは理解に苦しむ。』と記している。

 リアルタイムに近い議事録を残さなかった民主党政権に全ての問題は集約する。
 重要な記録の多くは人の記憶に頼り、発言の際は保身で誤魔化す。
 場合によっては、当時からリアルタイムで保身を行っていた例もある。『直ちに健康への影響はない』(将来は知らないけど)。


※2014年5月25日追記。
 吉田氏は、やはり非公開を上申書で求めていた。
 内閣官房のHP
http://www.cas.go.jp/jp/genpatsujiko/20140523_jyoshinsyo/20140523_jyoshinsyo.html
ここには、上申書の全文がPDFで開示されている。
 J-CASTニュース2014/5/23 18:24 付け『政府が吉田元所長の「上申書」公開 ヒヤリング内容の非公開求める』 http://www.j-cast.com/2014/05/23205608.html
の報道もある。
 やはり、公開は朝日新聞の曲解であったと言える。 
 
 公開された吉田氏の上申書の中で、次のような記載がある。
 『さらに、私が貴委員会からの聴取を受けた際、自分の配慮に基づいて祖っ職に事実関係を申し上げましたが、時間の経過に伴う記憶の薄れ、様々な事象に立て続けに対処せざるを得なかったことによる記憶の混同等によって、事実を誤認してお話している部分もあるのではないかと思います。その為、私が貴委員会に対して申し上げたお話の内容すべてが、あたかも事実であったかのようにして一人ある木しないだろうか、他の資料やお話ときちんと照らし合わせた上で取り扱っていただけるのであろうかといった危惧もいだいております。』(原文ママ)

 『また、本件資料のうち、私に対する聴取内容が録音された電磁的記録については、ひとたび第三者に漏洩してしまえば、その影響は極めて大きく、私が抱いている危惧も現実のものとなりかねないため、国会事故調において、そのような事態にならないように特に厳格な管理を希望しまう』(原文ママ)

 吉田氏自身も記憶に頼る自らの証言に疑問を持ち、一個人の証言が正しいものとして扱われると大きな問題になることを事前に予測していたと言える。
 残念ながら、吉田氏の意思は、金儲け主義の朝日新聞によって曲解され無視され、氏の予想通り一人歩きが始まった。
 ご都合主義朝日新聞。


※2014年6月8日追記。
 2014/6/ 7 16:30  J-CASTニュース『吉田所長の命令に違反して福島第二原発へ「撤退」 朝日新聞記事を、ジャーナリスト門田隆将氏が批判』が掲載されている。
 門田隆将氏とは、記事によれば、『生前の吉田氏に「ジャーナリストとして唯一、直接、長時間」のインタビューをした人物だ』とのこと。
 門田氏は、又聞き、引用、コピペではなく、本人にしっかり取材しているのだ。
 その門田氏が、朝日の記事は「逆」だと、J-CASTニュースの記事の中で批判している。
 またも、曲解、捏造、表現の自由を逸脱したご都合主義。
 こんな勢いで、第二次世界大戦前、大戦中、日本を戦争参戦に仕向け、煽り、多くの悲劇を招いたのだろう。


 

 
 


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