« 2016年3月9日 | トップページ | 2016年3月11日 »

2016年3月10日の1件の投稿

2016年3月10日 (木)

2016年3月10日付け小説朝日新聞社説『原発事故から5年 許されぬ安全神話の復活』を読んでの感想/疑問だけが増える朝日社説

 2016年3月10日付け小説朝日新聞社説『原発事故から5年 許されぬ安全神話の復活』を読んでの感想。

以下感想。
 安全神話など無いにも関わらず安全神話があるかのような見出し。
 レッテル貼りの好きな朝日新聞らしい。
 仮処分の翌日には社説を掲載。十分な議論より結論アリキが感じられる。


>安倍政権は、福島の原発事故の教訓をできる限り生かしたとは到底言えない。

 原発再稼働を始めたのは民主政権であった。

 2012年5月19日付け社説『大飯原発―再稼働はあきらめよ』では、『そのうえで、早く脱・原発依存の具体策を示し、法律を通して抜本的な原子力規制の見直しを進める。それなしに再稼働に動こうとしても、国民の納得は得られない。』と記していた。
 これが当時の朝日新聞傀儡一味のご要望。

 2013年7月26日付け社説『原発の規制―安全側に立つ科学で』では、『だが自民党公約には、こんな一文がある。「原発の安全性については、原子力規制委員会の専門的判断に委ねます」。自ら一定の歯止めをかけている。問題は、本当に規制委に委ねることができるか否かだ。』と記していた。
 このときは、朝日新聞社説傀儡一味は、原子力規制委員会に従えを主張していた。


>今回の地裁の判断は、なし崩しの再稼働に対する国民の不安に沿ったものでもある。

 同時に新たな不安も提供した。
 地裁ごとに判断が異なる可能性だ。諫早湾での割れる判決を思い出す。

 結局クニガー真摯に話し合いと禅問答のようになるが、判断が割れる間は、多くの国民に利益はない。判決で勝った一部と関わった弁護士程度。

 稼働と停止が繰り返される可能性が高い。
 今、見えるデメリットは、関電が5月からの電気料金値下げを止める可能性が高いことだ。


>昨年4月の際、原発推進の立場からは「特異な裁判長による特異な判断」との批判もあったが、もはやそんなとらえ方をするわけにはいかない。 

 どう特異なのか?書かない社説。
 余程都合が悪いのか?
 
 特異な部分を除いても次の指摘がある。
 2015/4/21付日本経済新聞 朝刊『地裁決定「事実誤認多い」 高浜原発再稼働差し止め 発言引用された京大名誉教授』によれば、福井地裁の判決については、発言を引用された京都大学名誉教授が、「事実誤認多い」と主張している。一部に「曲解された」と指摘している。


>新たな規制基準を満たしたとしても、それだけで原発の安全性が確保されるわけではない。その司法判断の意味は重い。

 約2年かけて念入りに科学的な判断を行った結果より、司法が遥かに短い時間で判断した結果が優先されることには疑問だ。

 そもそも司法判断は重いと記しているが、2015年12月25日付け社説『高浜原発訴訟 司法の役割はどこへ』では、『まるで福島原発事故以前の司法に逆戻りしたかのようだ。』と司法判断を否定的であった。

>朝日新聞は2011年7月に社説で「原発ゼロ社会」を提言した。

 これは、2011年7月13日付け社説『提言 原発ゼロ社会―いまこそ 政策の大転換を』のこと。
 しかし、提言と言う名はついてるが、お気楽な内容だ。
 例えば、『当面は天然ガスなどの火力発電を強化せざるをえない。二酸化炭素を出し、地球温暖化の防止にはマイナスに働くが、自然エネルギーの開発と省エネを進めていき、長期的には脱原発と両立させねばならない。それが日本の国際的な責任でもある。』(原文ママ)。
 数値目標がないので、ナンボでも都合よく語れる。あるのは、原発ゼロ程度。
 『きょうの社説特集は「原発ゼロ社会」へ向けたデッサンにすぎない。』とも記しているが、デッサンにもなっていないと言わざるを得ない。

 この社説では、『現在は、54基ある原発のうち35基がすでに休止しており、8月までにさらに5基が検査で止まる。』の記載もある。震災後も民主党政権下で19基が稼働していたのだ。


>当面どうしても必要な原発の稼働は認めるものの、危険度の高い原発や古い原発から閉めて20〜30年後をめどにすべて廃炉にするという考えだ。 

 どうしてもの基準は、朝日新聞傀儡一味のご都合で決まる。
 そう思われたくないのならば、基準を明確にして稼働してもよいと言う原発を予め提示するべきだろう。


>実際にはこの5年のうち約2年1カ月は国内の原発がすべて止まっていた。当初心配された深刻な電力不足や経済の大混乱は起きず、「どうしても必要な原発」はさほど多くないことがわかった。

 たまたま、そうであっただけ。
 今後もそれが維持できる保証はない。
 原油にしもて、価格は不安定だ。1年以内にはなくても5年、10年で見れば、1バレル100ドル越えどころか200ドル越えもあり得ると考え対応が必要である。経済、生活への影響は大きい。
 太陽光、風力は不安定。バッテリーに余剰時に蓄えるにしても蓄えが無くなれば終わり。地熱も進まず。
 24時間確実に発電可能な選択肢は、火力か原発。


>先月の朝日新聞の世論調査でも過半数が再稼働に反対している。
 
 これは2016年2月15日付け『世論調査―質問と回答〈2月13・14日実施〉』と思う。
 質問の内容は、『いま停止している原子力発電所の運転を再開することに、賛成ですか。反対ですか。』で、その回答は賛成31%、反対54%。
 但し、回答率は僅か50%。
 反対54%と言っても、回答率が50%なので27%の意思しか確認が取れていない。

 更に、質問の内容から分る通り、今回のような稼働中の原発に対する意見ではない。


>安倍首相は13年、東京五輪招致で原発の汚染水状況を「アンダーコントロール(管理下にある)」と世界にアピールした。

 2013/11/10付 日本経済新聞 朝刊『小泉元首相も読み違う?』より。
『安倍晋三首相のブエノスアイレスでの英語演説にあった「状況はアンダーコントロール」に対する誤解も正す必要がある。オックスフォード現代英英辞典の「アンダーコントロール」の項をみれば「成功裏に対処されつつあること」と訳せる説明がある。例えば山火事の消火が進んでいる時、消防当局が使う表現であり、火が全部消えたわけではない。しかも発言の主語は「状況」なのに「汚染水はアンダーコントロール」とする誤訳
も見る。思い込みは危うい。』(原文ママ)。

 このように誤訳の指摘もある。
 誤報の継続は、報道機関への不信感を抱く。
 特に朝日新聞の場合はなおさらだ。

 
>あれだけの事故でありながら原発を推進してきた人たちの責任は明らかになっていない。

 どこかの新聞の誤報問題もだ。

 それは別にしても、民意で推進だ。現実、原発の誘致活動もあった。住民責任も問いたいのが朝日新聞と解釈する。


>東京電力が炉心溶融の判定基準を今ごろ「発見」したり、九州電力が川内(せんだい)原発の再稼働前に約束していた免震重要棟の建設を撤回したりと、事業者の反省、安全優先の徹底は怪しい。

 炉心溶融の件は、当時の民主党政権が、『重要な発表は官邸を通してから』と支持があったとされる(2016/2/25付日本経済新聞 朝刊『封印された炉心溶融』より)。事業者問題だけとは言えない。
 免震重要棟は、2016/1/27付日本経済新聞 朝刊『川内原発の事故対応拠点 規制委、見直し要請』よれば『一方、規制委は作業空間が広い方が事故対応がしやすいとの立場で、再考を求めた。』(原文ママ)であり、相談中の事柄である。


>専門家をうまく使い、事故前のように仲間内で決めようとしているのか。疑念が膨らむ。

 それは、朝日新聞のことか。
 主張に合う専門家の言葉を使う、都合のよい世論調査の結果を盛り込み、更に、限られた仲間内で異論を無視して結論アリキ。

 少なくとも今の原発は、原子力規制委員会と言う第三者的な立場の専門家の方々が判断を行っている。故に、様々な指摘が電力会社に投げかけられているのだ。
 それを無視して、『専門家をうまく使い』はないし、まして、原子力規制委員会が指摘した免震重要棟を取り上げることには疑問だ。


>政権と少数の「原発ムラ」関係者たちが、いくら安全神話を復活させようとしても、事故前に戻ることはできない。

 そんな神話は既にない。
 ないものを復活とは疑問だ。

 
 さて、今日の社説では、朝日の好きな30キロ圏の表現がなく、『高浜の場合、福井、京都、滋賀の3府県』と記している。
 そして、今回、申立人は、立地県以外に住む住民で、原発の半径約70キロまでの範囲に住む人(今日付けの日経新聞より)。
 30キロでは、滋賀県は県境付近近くがかする程度。
 故に30キロ圏を表現することは、都合が悪かったのであろう。

 また、仮処分の決定内容は、関電の説明が十分であれば再稼働も可能と読み取れる。


※午後3時追記
 あるお方言葉。
 『最悪だったのは原子力村の住民を外しちゃったってことですね。村にも善人はいたのに』
http://ponpo.jp/madarame/lec5/Chronology17.html
 あくまでマンガの話。しかし、確かな知識がある人から見れば、多分、こんな実態だったのだろう。
 


●30年以上の慰安婦誤報(捏造)に対する私的制裁
 外部から誤りを指摘されて30年以上放置、自社で誤りを気づいて15年以上放置。誤報と言うより捏造の印象。
 朝日新聞は買わない。協賛、主催のイベントなどはボイコット。かたりつごう朝日新聞問題。語りが騙りにならないように。朝日新聞問題を風化させてはいけない。
 尚、私は現実と妄想の区別がつきません。誤読、勘違いも多々あり。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2016年3月9日 | トップページ | 2016年3月11日 »