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2016年3月11日 (金)

2016年3月11日付け小説朝日新聞社説『震災から5年 心は一つ、じゃない世界で』を読んでの感想/分断を煽りたいのか

 2016年3月11日付け小説朝日新聞社説『震災から5年 心は一つ、じゃない世界で』を読んでの感想。

以下感想。
『心は一つ、じゃない世界』、一見朝日らしくないと思った。しかし、その意味は『分断』を指している。何とも醜悪な見出し。朝日そのもの。
 

>深まる「外」との分断

 このような表現を使って分断へ導く。


>「忘れたい」と「忘れまい」が同居する震災遺構。それぞれの問題をめぐり地元の意見は割れてきた。

 このようなことまで、『分断』と言ってしまっては終わり。

 
>線量による区域割りで東京電力からの賠償額が違ったことも絡み、家族や地域は切り刻まれた。
 
 合理的な違いを『分断』ネタにする。

 線量問題がなくても、地域は切り刻まれた。
 集落ごと同じ場所の仮設へ移転したか、抽選でバラバラに仮設へ移転したか(これは自治体などの政策)。
 住宅への被害程度、資産、収入の差、保険の有無でそこでの再建が困難な場合もある(個人で決まる)。
 大きく報道された地域と殆ど報道されない地域への支援の差(これは、後に記す東北地理学会の論文などでも指摘)。

 
>ささくれだつ空気の中で、修復を求めて奔走する人たちはいた。

 金儲けの為のNPOも存在した。
 それに気づいた時には、ささくれる。

 震災の影響が軽微だった人が、今も、あれがこれがと要求ばかりの報道を聞けば、「またかよ」とささくれだつ人もいるだろう。


>だが、そうした正常化された部分は、県外になかなか伝わらない。

 伝えようとするマスコミが少ない。
 それどころかネガキャンのような報道を行う新聞社の存在も指摘されている。
 アゴラ『朝日は「イエロージャーナリズム」に堕ちたか--福島漁業再開の報道』  
http://agora-web.jp/archives/1569034.html
 努力も水の泡。

 
>原発への否定を無頓着に福島への忌避に重ねる口調に落胆した。

 そんな状態を助長するようなマスコミが少なくないと感じる。


>過大な米軍基地を押しつけられた沖縄――。

 さり気にこんな一文を記載することに疑問。
 目的は、別のところにあり。


>被災地からの発信を一人ひとりが受け止め、返していくことから、もう一度始めたい。

 いつまでも、被災地扱い=特別扱いしないことも大切である。
 よい商品があれば買う。
 観光で行きたい場所があれば行く。

 JC総研『震災報道を読む ━誰のための報道か?』(2011 /秋/第 19号)
http://www.jc-so-ken.or.jp/pdf/ja_report_writer/M-Sakakida/19-11AU-M-Sakakida.pdf
より。
『被災地取材に関わった朝日新聞のある記者が、あらためて記事を振り返り、「こんなに早く、被災地から原発へとトップ記事が変わっていたのかとあらためて気が付いた」と話していたが、以下略』。
 
 被災地より原発、あるいはその他経済であった。


 東北地理学会『新聞報道が描く被害者像と被災地の社会構造の乖離について』
http://tohokugeo.jp/articles/j-contents11.pdf
の13ページ付近を要約する。
 被災者の「ことば」は重いが、選出基準とどのような文脈で語られたかは読者は知り得ない。被災者の「ことば」として紹介される言説は、新聞社、記者によるメッセージに組み込まれ、被災者の「ことば」そのものではなくなってしまう。

 つまり、その偏向度は、知る由もない。
 自由自在だ。


 『北欧諸国の自然被ばくは年7ミリシーベルトを超えますが、がんが多いというデータはありません。避難民の被ばく量は最大でも3ミリシーベルト程度ですから、今回の事故でがんが増えることはないと私は考えています。』『福島県の健康調査で見つかる小児の甲状腺がんについては、高校生では珍しくない「自然発生型」を見つけていると私は考えます。』(原文ママ)(2016/3/10付日本経済新聞 夕刊 東京大学病院准教授の執筆記事より)。
 環境相の「1ミリシーベルト根拠なし」発⾔が、先日問題視されたが、残念なことに政権批判利用に議論が費やされてしまった。
 本来は、この日経記事のような科学的な話に議論が進むべきであったと思う。

 今日の朝日社説でも、科学的な根拠に基づく見解はなく、感情論に終始している。
 そんな感情論に走ることが、分断を煽ることに気付くべきだ。
 と言うより、感情論を巧みに利用し、分断を煽り拡大させているように思える。
 


●30年以上の慰安婦誤報(捏造)に対する私的制裁
 外部から誤りを指摘されて30年以上放置、自社で誤りを気づいて15年以上放置。誤報と言うより捏造の印象。
 朝日新聞は買わない。協賛、主催のイベントなどはボイコット。かたりつごう朝日新聞問題。語りが騙りにならないように。朝日新聞問題を風化させてはいけない。
 尚、私は現実と妄想の区別がつきません。誤読、勘違いも多々あり。

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