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2020年7月10日 (金)

2020年7月10日(金)付け小説朝日新聞社説『議員立法推進 まず審議時間の確保を』を読んでの感想

 2020年7月10日(金)付け小説朝日新聞社説『議員立法推進 まず審議時間の確保を』を読んでの感想。

以下感想。
>閣法が59本中55本成立したのに対し、議員立法57本中成立したのは、なり手不足対策のために地方選挙の公営化を拡大する公職選挙法改正など8件にとどまった。
 
 朝日社説にしては珍しく、全体像が分かる数値を出している。
 リストは、http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/kaiji201.htm にある。

 閣法では、「種苗法の一部を改正する法律案」が誤解を与える騒ぎで不成立となった。
 他は、「平成三十二年東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会特別措置法等の一部を改正する法律案」、「地方公務員法の一部を改正する法律案」、「国家公務員法等の一部を改正する法律案」。
 「国家公務員法等の一部を改正する法律案」は、朝日社説などが『検察庁法』と誤解を与える表現にすり替えて騒ぎとなった。
 メディア界隈では、このように法案名をそっくり入れ替えるような異常な行為について、気にならない人たちが多いことが確認された事例である。
 
>野党が単独で提案したものは、審議すらほとんどされないのが実情だ。

 日本は、議員内閣制の特徴でもある。
 閣法は、各省庁が作成して、内閣法制局の審査を経て、閣議決定。
 作成過程で与党議員と官僚が事前に議論する場合もある。
 更に、自民党では、党内機関(政務調査会や総務会)で正式決定されない法案は、閣議決定されない事前審査制(参考、http://ryoichiinaba.jp/?p=1651)。
 野党が単独で提案したものとは、「質」が異なる。

 2020/03/24付けnote『【議員の法案】野党は国会で何をしているの?【可視化】』https://note.com/mielka/n/n19526a63949a に英国、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、ドイツ、フランス、イタリア、日本と比較した例が掲載されている。
 『対象にしている8カ国のうち、実は日本はトップクラスで議員立法(衆法)が成立している国』のようだ。衆法なら30%前後の成立率(参法を加えると10%台)。
 超党派で法案を出せが他国よりも道は開ける。

>しかし、巨大与党の数の力を背景に強引な国会運営に傾く政権の下、申し合わせは空文化し、今に至る。

 時間は有限である。

>~新型コロナウイルス対策の法案を次々と共同提出したが、審議は一度もされなかった。

 それは、大きな問題があったからであろう。この点を見せない朝日社説。

>全原発の即時停止などを盛り込んだ原発ゼロ基本法案は2年以上、審議入りしていない。
 
 しかし、野党には審議拒否でサボる時間はある。
 『原発ゼロ基本法案』に限らず、否決となる可能性が高い法案に膨大な時間をかけることには疑問である。

>審議時間の確保が、議員立法活性化への第一歩である。

 それは、第一歩にならないどころか後退だ。

 質問時間は与党3:野党7。201国会では、2:8の日もあったようだ。それでも特定野党は、揚げ足取りに終始の印象が濃い。更に特定野党には審議拒否でサボることもある。
 このような状態で、審議時間の確保しても無駄そのものである。
 同時に、首相や閣僚が拘束時間が延びて、海外の要人、内外民間などと話す時間も減るような状態になりかねない。
 一部にアベの声しか聞きたくない宗派(メディア含む)が存在する。これも問題の一つである。


●注
 妄想癖のある個人の感想であり、断定的に取れる表現含め、誤読、誤解、誤認、その他も含まれる可能性もある上での感想。これも芸術だ。

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