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2020年11月17日 (火)

2020年11月17日(火)付け小説朝日新聞社説『米国と温暖化 協定復帰で対策加速を』を読んでの感想。

 2020年11月17日(火)付け小説朝日新聞社説『米国と温暖化 協定復帰で対策加速を』を読んでの感想。

以下感想
>地球温暖化対策の国際ルール・パリ協定から米国が正式に離脱した。
 昨年に申告。確定は今年11月4日。米国の場合は、議会の承認を得ないで決められる「大統領令」で対応可能。更に、パリ協定は出入り自由。
alterna『米大統領選の翌日に「パリ協定」離脱という運命』http://www.alterna.co.jp/32905 より、『「パリ協定からの脱退」は議会の承認を得ないで決められる「大統領令」なので、パリ協定への復帰を宣言できる。パリ協定の条文には、承認プロセスを経て30日後には正式に再加盟できると書いてある。』
 ただ、温暖化対策の実行=パリ協定に参加ではない。参加しなくともパリ協定以上の温暖化対策の実行は可能である。逆に協定に名を連ねているだけもある。

>しかし、バイデン次期大統領は「来年1月の就任後ただちにパリ協定に復帰する」との意向を示している。
 『バイデン次期大統領』と表現をしているが、公的に確定したものではない。米国メディアの当確報道と本人の主張によるものだ。もし、選挙で不正が発覚すればそれを糺すべきである。
 当選の決定は連邦議会によるもので、これは来年の1月6日午後1時(現地時間)。

>バイデン次期政権がトランプ時代の自国第一主義を改め、
 米国の政治家として米国市民が最優先であるべきの『第一主義』ではないのか?著書からはそんな意味に取れる。

>危機を回避するには気温上昇を1・5度に抑えねばならず、それには2050年までに温室効果ガスの排出量を、森林などによる吸収分を差し引いた実質でゼロにする必要がある。
 既存の目標の達成には、脱化石燃料、再生可能エネルギーだけでは無理であり、工学的炭素除去が必要とされるが、相変わらずこの点を語らずの朝日社説。
 2019.03.22付けナショジオ『地球温暖化、目標達成に残された道はギャンブル 520万通りをシミュレーション、望みは一発逆転の技術、研究』https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/031900171/ より、『IPCCの特別報告書も、世界の気温上昇を1.5℃未満に収めるには、工学的な炭素除去を大規模に行う以外にはないとしている。』
 2019年10月IGES『IPCC特別報告書「気候変動と土地(Climate Change and Land)」』
https://www.iges.or.jp/jp/pub/climate-change-and-land/ja https://bit.ly/3owzVsMより、『温暖化抑制のために化石燃料消費に関連するあらゆる産業において大規模な排出削減を実施する必要があるが、それだけでは足りず、二酸化炭素除去(CDR, carbon dioxide removal)技術を使用して大気中からCO2を大量に取り除いていく必要もある。』
 環境省『IPCC第48回総会に際しての勉強会資料』http://www.env.go.jp/earth/ipcc/6th/ar6_sr1.5_overview_presentation.pdf

>どれも身勝手な言い分で、大国のリーダーとしての自覚に著しく欠けるものである。
 身勝手に取れるように前後関係を抜いての主張ではないのか?
『今、こうした「専門家」は気候が温暖化するのか、寒冷化するのか判断がつかず、新しい用語「異常気象」を用いるようになった。これならうだるような暑さにも凍りつくような寒さにも対応できる。』(大統領になる前のトランプ氏著書より)。
 根底には、報道等から得られた『専門家』を自称する人たちの情報への不信感があるのだろう。

>実は、トランプ政権下のいまも「私たちはまだパリ協定にいる」を合言葉に、対策に取り組む自治体や企業は多い。
 温暖化対策の実行=パリ協定ではないのだ。一方、国内では、押し紙、残紙と言う温暖化に貢献する反社会的行動を取る一部新聞社もあるらしい。例外と考えているのだろう。調査報道が望まれる。

>~120カ国以上が「50年に実質排出ゼロ」を宣言している。
 自分たちは例外扱いの人たちの頭の切り替えも必要だ。

>米国の協定復帰で、世界の脱炭素化が加速するよう願う。
 本当にやる気があるなら、米国ガーは関係ない。目標が本当に重要ならば、パリ協定を改定して抜けた国の分を残った国に公平に割り当て削減する行動が必要である。
 しかし、昨年米国が抜ける宣言をした後のCOP25では、不十分な結果に終わった。

 二酸化炭素排出量の世界の約3割は中国。米国はその半分程度の実態。

●注
 妄想癖のある個人の感想であり、断定的に取れる表現含め、誤読、誤解、誤認、その他も含まれる可能性もある上での感想。これも芸術だ。

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