2021年3月3日(水)付け小説朝日新聞社説『みずほトラブル 信頼を取り戻せるのか』を読んでの感想。
2021年3月3日(水)付け小説朝日新聞社説『みずほトラブル 信頼を取り戻せるのか』を読んでの感想。
以下感想。
>前2回と比べれば、範囲や期間は限られていたが、多くの顧客に迷惑をかけたことは見過ごせない。
銀行の選択肢は多い。特別な理由がないならば、利用しない選択も可能だ。
>みずほ銀行によると、2月28日の障害のピーク時にはATM(現金自動出入機)が約4300台停止した。
2月28⽇の日曜日、午前9時50分ごろに最初のエラー。午前11時ごろにATMやインターネットバンキングで⼀部でも問題。最大4318台。(2021年3⽉2⽇付けNHKを参考)
>通帳やカードが取り込まれたままになる被害も5千件を超えたという。
昨日の日経新聞によれば、カード、預金通帳双方で5244件、出でこない事例があったようだ。
>事前に一定のテストをしており、計60万件の27日は問題なかったが、計70万件の28日は処理能力を上回ったという。
しかし、2021年3月2日付⽇本経済新聞 朝刊『⽢い運⽤、顧客にしわ寄せ みずほATM障害』を参考にすると、前回2011年3月のトラブル時(3.11の義援金の送金集中)は、116万件以上の振り込み遅延トラブル。その前の2004年4月の再編時は約250万件の振替遅延、二重引き落としのトラブル。再編時、災害時は異例の扱い件数とは言え、今回の70万件でのトラブルは甘い想定に思える。
>さらに検証が必要だが、いまの説明の範囲でも事前の想定の甘さが目につく。
『目につく』と記載しながらも具体性に乏しく。
>金融庁は銀行法に基づき、原因や再発防止策を報告させる方針だ。
2021年3⽉2⽇付けNHK『みずほシステム障害 再発防⽌の徹底求める ⿇⽣副総理・⾦融相』より、『みずほ銀⾏に対して法律に基づく「報告徴求命令」を出し、原因や再発防⽌策について報告を求めるなど、⾦融庁として厳しい対応をとる⽅針を⽰しました。』
⾦融庁「報告徴求命令」
https://www.fsa.go.jp/common/law/guide/kinyushohin/02.html
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=323AC0000000025の報告の徴取及び検査、第五十六条の二。
>その中で、免許事業者でもある銀行に期待されるのは何よりも信頼性だ。
テレビなど放送事業者は免許事業者でもあり、期待されるのは何よりも信頼性だが.....。
●注
妄想癖のある個人の感想であり、断定的に取れる表現含め、誤読、誤解、誤認、その他も含まれる可能性もある上での感想。これも芸術だ。