登山

2013年12月 5日 (木)

登山用ラジオについて考える ソニーR351、R100MT、パナNFD180RAなどを比較検討した結果、山ラジオICF-R100MTを購入 操作性・受信性能評価

 登山用ラジオについて考える。
 2013年10月17日のブログ、登山用ラジオについて考える ソニーR351、R100MT、パナNFD180RAなどを比較検討するの中で、それぞれを比較検討した。

 この中で『優先がR351かR100MTで、次点がR431』とした。
 結果的には、山ラジオICF-R100MTを購入した。


【1.決定理由】
① 選局ボタン1が必ずNHK第1
 地域のエリアだろうが、山エリアだろうが兎に角、選局ボタンの左端の1を押せばNHK第1になる。
 これは、如何なる状況でも迷いがない。
 山で聞きたいのは、ニュースと天気なので。


② 中継局の追っかけ
 中継局とは、ソニーの説明書によれば、『同地域で同じ放送をしている放送局のこと。中継局を受信することで受信状態がよくなる場合があり。』と記されている。
 例えば、今、丹沢山にいる。そして、NHK第1を受信したい。先ず、山エリア10を設定(10は、丹沢山の他に、雲取山、大菩薩嶺、富士山など)。
 第1候補729kHzが受信出来ない場合、ジョグレバーで927、882、1584、594、1026、1161、729kHzと次々と候補を変えて受信すればよい。
 山エリアでダメなら、通常のエリアに変えて同じ行動を行えばよい。

 暇つぶしに何処かの局を受信したい場合は、周波数を端から端までチェックすればよいが、特定の放送局をどうしても受信したい場合(ニュースを聞く、天気予報を聞く)、端から端はよい手法ではない。受信できてもNHKと同定するのに時間がかかる。 


③ その他
 店頭で弄った感じ、見た目(色)、実売価格変動など(R351が高くなりR100MTとの価格差が減った)の影響もある。


【2.箱の開封】
① 箱
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 通販で購入したときの梱包箱には、何故かリチウム電池のラベルが貼ってあった。このラジオは、リチウム電池は付属していないけど。
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 本体の入った箱の上面には、取っ手あり。
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 この取っ手は、展示用と思う。

② 本体
 プラスチック製の梱包材で本体は保護されて入っている。
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 上から
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 天面
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 左の曲面部から順にイヤホン、ボリューム、電源スイッチ。

 底面
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 別売りの充電器用接点がある。

 裏面
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 通常のエリア番号と地域が印刷されている。

 電池ボックス(開いているところ)
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 左側面
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 写真左側が天面。順に機械式ホールドスイッチ、イヤホン端子(φ3.5mmのモノラル)、イヤホンとスピーカー切り替えスイッチ。
 
 右側面
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 写真左側が底面。順にジョグレバー(上下と押す)、設定とノイズカットボタン。


③ ケース
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 左が山用、右は普通のケース。
 山用は、かなりゴツイ、普通はビニール製。

 山用の裏面
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 写真のようにベルト通しがある。
 かなりピッタリなので、ザックの腰ベルトなどに通すのは無理かも。

 山用を開けたところ
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 山用のケースの中に入っていたもの
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 山エリアのカード、山用ケースに使うナイロン製のベルト。 


④ 説明書など紙類
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 説明書は、簡易版と詳細版の2点。


⑤ これまで使用していたモデルとの比較
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 左が旧。
 小さくなって、ラジオ1本で長持ち、内蔵スピーカーあり、液晶バックライトあり。
 失ったものは、FMがステレオ対応ではない。テレビ音声受信なし。


【3.実機評価】
① 自宅にて受信
 旧モデルは、現在壊れている(電源も入らないレベル)。よってソニーの名刺サイズラジオ同士の比較が出来ない。
 記憶にある範囲では、新聞の番組表に掲載されているAM放送局は全て受信出来た。
 山ラジオR100TMはどうか?幸い全ての局が受信可能であった。

 スピーカーの音量については、よく言われる通りやや小さい目と感じた。ただ、スピーカーで聞く可能性は低いので余り気にならない。
 イヤホンについては、特に問題はないと思う。音質もAM放送を聞くには充分と思う。
 私は、通常の使用ではモノラルーステレオ変換コネクタ(別売り品)を使ってヘッドフォン(別売り品)で聞く。手持ちのヘッドフォンとの相性もよく、耳障りな音質ではなく柔らかい疲れない音で好感が持てた。この点は、大きくプラス評価。
 尚、FM放送をヘッドフォンで聞くとき、必ずイヤホンを引き出す必要はない。端子に接続したヘッドフォンでもアンテナとなり充分に受信出来る。これは助かった。


② 山にて受信
 山エリア10に該当する丹沢にて、NHKラジオ第1放送の受信性能を確認した。
 受信時は、上記の通りイヤホン端子にモノラルーステレオ変換を介してヘッドホンで聞いている。両耳で聞くので、イヤホンよりは聞きやすい。
 ノイズカットは、何れも未使用。
 以下に示す受信性能確認の結果は、電波の特性から気象条件、季節、時間帯などで変わる場合もあるだろう。
 また、ラジオは、向きによって受信状態が変わる。テスト結果は、何れもよく聞こえる向きにラジオを動かしてのものである。
 山エリア10におけるNHKラジオ第1放送、927、882、1584、594、1026、1161、729kHzを順に受信する。つまり、中継局受信で、NHKラジオ第1放送を執拗にストーカーの如く追っかけるテストだ。

・丹沢山山頂付近
S1830190
 ここの山頂は、東側に街が見えるような場所。南側も街であるが木で街は見えない。西は富士山がよーく見える。北側は、やはり木で見えないけど蛭ヶ岳。
 そんな場所である。

 927○、882○、1584△、594○、1026○、1161×、729×
 ○は、何れも特に問題なく受信。
 △は、受信できたが、ボリューム最大でも音が非常に小さい。それでも内容は把握できる。
 ×の1161kHzはNHK以外のようであった。729kHzは何も受信できず。
 FMは、メモに残さなかったが、NHK、東京FM、J-WAVE、FM横浜は受信できた。

・神ノ川乗越と金山谷乗越の間にあるベンチ
S1840125
 神ノ川乗越と金山谷乗越の間とは、神奈川の最高峰の蛭ヶ岳とブナ林の檜洞丸の間。
 谷底ではないが、山に囲まれているので電波条件は見た目上よくない。
 そんな場所である。

 927△、882△、1584×、594○、1026△、1161×、729×
 ○は、受信に問題なし。
 △は、ノイズありだが内容は把握できる。
 ×は、受信出来ず。
 FMは、プリセット局全滅。時間の関係もあり、受信可能な局探しは行わなかった。
 
 尚、2か所ともに、地域エリア設定局、594、693、810、954、1134、1242、1422kHzは何れも問題なく受信できた。


③ 電池の持ち
 時計内臓なので、受信を行わなくても電池は減る。
 現在、エネループを使っている。購入時にほぼ満充電のものを入れて、週に2時間程度受信(ヘッドフォン利用)。
 約1ヶ月過ぎたが、未だにラジオの液晶パネル上の表示は満充電。
 私的には、充分な持ちと感じている。
 但し、エネループの特性上、急激に落ちるので油断は禁物。
 お出かけの前は満充電が鉄則であるが、1週間程度のテント泊縦走であれば問題はないであろう(春から秋程度の気温で使うならば)。
 尚、ソニーの別売りラジオ用充電キットの充電式電池ならば、説明書上はAMで35時間(イヤホンにて)持つ。


④ 機能
 ボタン一発選局はやはりいい。更に、1は必ずNHKラジオ第1なので、真っ暗でも迷わず受信できる点は助かる。
 それでも液晶のバックライト、購入前は無しでもよしと思ったが、あればそれなりに便利と感じた。
 ノイズカットに関しては、高音カットの感じ。条件によっては使いたくなるかも知れないが、今のところどうしてもオンしたい状況下は経験していない。
 上にも記したが、内臓イヤホンではなくイヤホン端子経由で取り付けたヘッドフォンでもFMアンテナとして動作するのはよかった。


⑤ 操作性
 特に問題なし。
 説明書は不要だ。

 手袋での使用はどうか?
 それもピッタリしたものではなく、登山用の保温材の入ったボワ~としたものでは?。一応全ての操作が、何とか出来た。
 余り厚手の手袋だと無理だろうし、側面のホールドスイッチなどは辛うじてって感じだ。
 私は、テント内や小屋内で使うので、手袋をして操作することは先ずない。故に問題なし。
 手袋をして高い操作性を求める人は、もっと大きなラジオがいいだろう。


【4.総評】
 受信性能を1つの山域で判断するのはよろしくない。
 まして、丹沢山系は都市部に近い。他の山域よりもかなり条件はよいであろう。 
 それでも、中継局受信で、NHKラジオ第1放送を探すことができる(勿論他の放送局も)機能に頼もしさを感じた。やみ雲に探しまくる必要がないからだ。
 
 冒頭に記したブログにも書いたが、AM受信時に変数となるのは、周波数、そしてラジオ本体の向きだ。天候とかは個人ではどうにもならないし。
 周波数が分かっていて受信が出来なければ、ラジオの向きだけに特化して受信作業が出来る。アナログだと周波数ずれなのか?単にラジオの向きなのか?2つの変数を追うので厄介である。
 名刺サイズのラジオは、小型軽量化の為に内臓AMアンテナは小さく、本体の向きの影響はポータブルサイズラジオより大きい。

 説明書については上にも記したが、持ち歩く必要はないと感じている。ボタンの数も少なく、多機能なラジオではない。ソニーのHPに説明書のPDFファイルが掲載されているので、スマホに入れておく手もある。

 地域のエリアについては、本体裏に記載されているので問題ない。
 一方山エリアは本体に記載がなく、付属の紙が邪魔な場合は、事前に登録するかメモ帳に書き写せば済む。私は、行く可能性の高い長野(11~14)は登山用メモ帳に書き写すか本体にメモを貼っておく予定だ。本体にメモが間違えなし。
 最悪プリセット選局ボタン1が必ずNHK第1なので、エリアを次々切り替えてNHKを追っかける手もある。

 現時点では、満足の1品である。
 来シーズン以降、お泊の山行で期待が持てると感じている。
 あとは、どう使いこなすか?本人の力量しだい。


※2014年4月16日追記 
 次のリンクに、約半年使用してのバッテリー(エネループ)の持ちについて掲載した。
登山用ラジオ ソニーの山ラジオ R100MTを約半年使用してのバッテリーの持ちについて(エネループ使用)
 この記事は、ココログではなくFC2。

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2013年10月17日 (木)

登山用ラジオについて考える ソニーR351、R100MT、パナNFD180RAなどを比較検討する

 念の為、以下に記す内容は誰かを説得、あるいは通販を誘導する目的で記したものではない。あくまで、自分の頭の整理を目的としている。更に、『カタログ送れ』とかコメントをいただいても(過去にそんなコメントがあった)私は販売業者ではないので、対応できない(する気もない)。

 本題。
 登山の時期は、春から秋で雪山(冬山)は除く。よって、-10℃以下の低温になるような環境での使用は考えない。利用の多くは、テント内か小屋内である。
 また、沢登りもしないので、沢登りが求めるようなレベルの防水性能も求めない。

 先日、山へ携行しているソニー製の名刺サイズのラジオが壊れた。
 このラジオ、過去に巻き取り式イヤホンが断線し(機器の内部で)、修理に出すには古く、自分で改造してコネクタを取り付け、市販のヘッドホンを接続可能にして使用していた。
 先日、山へ持ち込んだ際、フル充電のバッテリー(エネループ)を入れても、残量なしの表示が出る状態になった。帰宅後、アルカリ電池を入れて試したがやはりNG。本当に壊れたようだ。
 家族が長年通勤に使用し、放置してあったものを上記の通り、改造で強引に使えるようにした1995年購入もの(保証書の購入時期より。尚、ソニーのHPを見ると1993年以降のモデルは、PDFで説明書が掲載されているが、何故かこのモデルの掲載はない)なので、かなり古く諦めも付く。

 私は、日常ラジオを聴く機会は殆どないが、山ではニュース、天気予報くらいは聞きたいし、なるべく聞くように習慣付けている。これは、単独で山へ入る者、特にテント泊で入る場合は当然の行為でもあろう。

 ラジオを聞くには、スマホのアプリで代用の手もあるが、携帯の電波が圏外あるいは不安定な状況が多々あり、何処でも100%聞くことは出来ず、スマホに全ての依存は出来ない。
 ラジオなら通常スマホより強いが共通認識であろう。

 また、一部のアマチュア無線機では、ラジオの受信機能も搭載している。
 しかし、多くのモデルが『通勤用ラジオの方が感度がよい』と評価を受けている。現実、私が山へ持ち込んでいる無線機も明らかに『通勤用ラジオの方が感度がよい』のレベルである(AM、FMはダメでも短波は聞こえることが多い)。”明らか”とはちょっとノイズが多いかな?のレベルではなく、全く受信出来ない場合があるのだ。

 と言う事で、ちょっと退屈なときの解消を含め、ラジオとして充分な性能を有した独立した機器が必要と考えている。
 以下は、原則、製造元メーカーのHP、カタログ、説明書(PDF)を参考に記している。


【1.使用していたラジオについて】
 冒頭に記した壊れたラジオである。
 ソニーのSRF-SX80RV。
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 電池は、単4を2本。マンガン、アルカリ電池仕様であったがサンヨーのエネループが使えた。説明書上の受信持続時間は、マンガン電池でAM受信時22時間。

 受信バンドは、AM、FM、アナログTV対応。
 FMはステレオ。TVはデジタル化以後同然ながら受信不可。TV受信も何度か行った。TV受信は、必須とは言えないが、あれば芸能人などが騒いでいるだけの番組以外の選択肢が増えるメリットがある。

 周波数は、デジタル表示。受信したい放送局を1ボタンで選局(エリア切り替え対応)。
 他の携帯ラジオ(Andoのアナログチューニング)より感度、音質ともに良好であった。

 内蔵スピーカーは無し。あればと思ったことはあるが、無くても実質特に不便はなし。ほぼ100%単独行だし。熊よけに鳴らしながら歩くのも五月蝿いし。

 ヘッドホン(イヤホン)の端子がない。破損したので改造対応。次のラジオも似たような構造だろうから、壊れたら改造するだけだ。端子は、無くてもよい。

・コネクタを取り付けた
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・中身の写真
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・改造ポイント
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 ※念の為、改造して欲しいとコメントを頂いても、理由を問わず一切改造作業を受けません。

 エリアは7大都市(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡)+新幹線。
 現在のソニーのモデルより少ないが実質不便なし。例えば長野県内の山で、NHK第1が594KHzで受信出来ない場合、540、819、1026KHz当たりをチェック、ダメならチューニングボタンを1ステップずつ送って探したりした。そのうち面倒になり諦める場合もあるけど。
 ソニーの現行モデルに見られる中継局選択機能はなし(これは注目したい機能と考えている)。

 不要と感じたのは、AM、FM、TV切り替え時などに鳴るピッの電子音。この音が結構耳障りで、しかも消せない。次は、出来ればピッが出ないか消せるモデルが欲しい。


【2.求めたい機能】
① 受信バンド
 AMは必須。山ではNHKラジオ第1と第2がメイン。

 FMはステレオの方がやはり嬉しい。必須ではないけど。しかし、モノだと音楽などを聴いたときリラックス感にかけるのも事実。使用していたSX80は、受信状態が悪いときステレオをモノラルにするスイッチがあった。モノラルにすると雑音などが消えることが多々あったが、音の広がりがなくなるので少々興醒め。

 TV(ワンセグ)は、無くてもよいがあってもよい。番組の選択肢としては、欲しいいけど、眼下に町が見える山なら聞こえるだろうけど、谷間とか本当の山奥だと多分聞くことは出来ないであろう。それを承知で買うことになる。


② 表示
 やはり液晶デジタル表示。
 Ando電気の名刺サイズの古いラジオもウチにはある(使える状態で)が、アナログ表示は何処の放送局を聞いているか分からない点がストレスになる(下山後、あれは何処の放送局であるか調べるのも困難)。CMが入れば民放、自局のアナウンスがあれば分かるけど、やはり待ちはそれなりにストレス。
 また、アナログだとチューニングがずれて受信が出来ないのか?ラジオの向きで受信が出来ないのか切り分けが難しい。デジタルならドンピシャなので、その点は有利。
 液晶のバックライトは、あればベストだが必須とはしない。無くても何とかなったし。


③ 電池
 2本でもよいが、イマドキのモデルなら軽量化、予備の電池の観点から1本が望ましい。
 更に、単4サイズならヘッドランプとは別に携行しているマグライトのソリテール、これも単4サイズ1本なので互換・流用のメリットが生まれる。

 
④ オマケ機能
 アラーム(=目覚まし)があると便利かも。
 ガラケーからスマホに切り替えて、自動電源ONでアラームを鳴らすことが出来なくなった。
 現在は、目覚まし変わりにガラケーも持ち込んでいる。
 ただ、アラーム機能付きラジオを購入してもガラケーは持っていくかも知れない。生命の維持に関わるような本当の非常時にスマホのバッテリーが切れたとき、SIMカードを差し替えてガラケーを復活させるために使う手段があるから。ガラケーには、念の為、SIMカードアダプターを挿したままにしている。


⑤ 操作確認音の解除
 ピッの電子音なしが選択出来るといい。


⑥ メーカーは?
 やはり、設計が日本のメーカー製。昨今、製造まで日本製は無理だろうけど。SX80は製造も日本製であった。
 ウチで実績のあるソニーなら信頼性も高い(家族から私に移管?で20年近く使えた)。


【3.ラジオの懸念事項】
① 放送方式の変更
 AM放送のデジタル化案があったが、2013年3月に民放はデジタル化を断念している。設備投資の負担が多く、現在のAMラジオ放送局では採算が取れないらしい。
 但し、将来AMをFMへ移行する話がある。AMの設備も古くなり更新が必須、そしてFMの設備の方がコストメリットもある。加えて難視聴地域(山奥ではなく人が住んでいる場所)の改善があるようだ。

 念の為、単純に変調方式のAMをFMにする案ではない。
 現在のAM放送の放送周波数帯を、FMを放送している周波数帯付近へ移行しかつ変調方式もFMにする案だ。

 この話は、
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/130430/ent13043007360001-n2.htm
等に掲載されている。


 AM放送がデジタル化されると、現在市販されているラジオでは当然放送を聞くことが出来ない。ラジオの場合は、恐らくTVの地デジ化のように明日からアナログなしデジタルのみならず、ある程度の移行期間があるだろう(と私は期待したい)。
 
 AMからFMへ移行する場合の帯域が、90~108MHzならばソニーなどに受信可能なモデルが多く存在する。この帯域はアナログTVの1cn、3ch付近。過去に1ch、3chの受信が可能であったラジオなら、移行後もそのまま使える可能性が高い。
 しかし、108MHzを超える周波数への移行ならば、現在売られているモデルでは聞こえない(コンバータを後付けするって方法を除き)。移行期間が短ければ、その時点で買い替えとなる。

 デジタル化については、既存のFM放送もデジタル化を模索している。エフエム東京はデジタル放送を福岡で実証実験中でもあるようだ。

 さて、2013年10月15日現在、既存のAM放送をどうするか?何れも確定事項はない。
 既存AM放送局の送信所の更新は、遅くても平成32年(2020年)までに迎えるとされる(上記HPより)。 
 この年は、東京オリンピック開催と同じ年なので、勢いで国をあげてラジオのデジタル化もひょっとするとあるかも知れない(これも私の想像)。

 現在、ラジオを購入することは、FMへの移行、デジタル化問わず、既存の放送形式を残す移行期間が充分にあることを期待して買うことになる(移行期間なしなら、翌日から使えないのだ)。
 まぁ、今、買えば2020年くらいまでは使えるかも??

 AMデジタル化してしまうと、無電源受信可能な鉱石ラジオが不可能になってしまう。
 まぁ、冗談のような話はおいておいて、現行方式のラジオの保有台数は相当なものであろう。本当に災害時を重視するなら、デジタル化しない現行AM放送も残すべきかも知れない。
 ただ、他の機器がデジタル化される中、ラジオだけアナログで残るのは他の機器との親和性に欠けよろしくないのも事実である。
 ウィキィによれば、アメリカ、イギリスでは既にデジタルラジオの導入も進んでいるようだし。日本は大幅に遅れているとも言える。


② 購入したものが求める性能を有しているか?
 これは、口コミでは分かり難い。
 感度がよいとか悪いと言っても、使用者の環境が分からないと判断が難しい。多くは、別モデルとその場で比較しての発言でもない。
 更に、必ずしも高感度がよいとは限らない場合もある。余計な放送局まで聞こえて混信とか.....。最悪、鍋に入れて感度を落とすって手もありか。


【4.選択肢個別の検討】
 先ず、操作確認音については、ソニーには解除出来るモデルはないようだ。
 パナソニック、東芝は操作確認音そのものがない?(説明書に全く記載がないので不明)。
 ノミネートしたモデルを一覧表にまとめる。
Photo
(クリックして拡大)

① 山ラジオICF-R100MTと105時間ラジオR351
 ICF-R100MTのデザインは、ICF-R351と同じ。
発売時期はR100MTが2008年7月、R351は2010年2月で山ラジオR100MTの方が古い。R100MTはR351の前モデルであるICF-R350(発売時期2004年2月)の派生モデルと推測出来る。

・R100MTの防水なしについて
 先ず、ネット上でR100MTについて、山用をうたいながら防水機能がないの指摘が散見される。
 確かに防水機能はあれば安心だが、現実なくても問題はないであろう。雨の中、ラジオを聴きながら歩きたい人以外は、防水は必須ではないと考える。
 私自身、小屋泊1に対してテント泊3程度で、明らかに雨には不利なテント泊が多い。
それでも一眼レフデジカメ、その交換レンズ、ビデオカメラ、MP3プレーヤー、ラジオ、ガラケー、何れも防水なし。これだけの機器をテント泊で持ち込んでも、濡らして壊した経験はない。それなりの配慮をすれば、問題は起きないのだ。

・長時間受信
 次にR350もR351同様、AMの105時間の長時間受信が売り文句。しかし、R100MTでは72時間に減っている。3割減である。これは明らかに誤差レベルではい。何らかの設計上の差があると言える。
 電池がより多く消耗している理由は、説明書やカタログに当然ながら記されていない。

以下、説明書から消費電力の大きい理由を勝手に想像する。
先ず液晶に表示される情報をR351と比較すると、R100MTは「山エリア @」の追加、「中継局 @」の@部分の追加程度である(ここでの@マークは、山の形のロゴの意味)。故に液晶の表示情報量の差とは思えない。
 次に、電池交換時にユーザーが設定した現在時刻、メモリ情報が消滅する時間が、R100MTは40秒以内、R351(R350も)は3分以内となっている点である。
 このことから、R100MTは山エリア対応に伴いメモリ容量を増やし、そのバックアップに電池を消耗しているのではないか?と推測も出来る。但し、これはメモリバックアップ用のコンデンサだけに起因するものかも知れない。ならば、3割消耗が早い理由にならない。
メモリバックアップ用のコンデンサと記したが、その容量差がある可能性もある。容量が大きいコンデンサは寸法も大きい。R100MTは、他の何らかの回路追加に伴いメモリバックアップ用のコンデンサの容量をR351より小さくした可能性も否定出来ない。
 ちなみに、FMステレオ対応のICF-R431だと10分もある。R351の3倍以上!。
 電池を入れ電源OFFの状態=通常保管する状態で何時間持つか(説明書・カタログには記載なし)を推測すると、恐らくはR100MTよりR351が有利、更にR431が有利であろう。但し、消滅時間の比のまま反映するとは言えないが。

・山エリア対応のメリット
 「電池の持ち」の点でR100MTについて、R351より不利な点を記したが、R100MTには、山用のメリットがある。
 東京・神奈川辺りでは、NHKラジオ第1は594kHzである。これより低い周波数の局はない。故に選局ボタンの1を押せばNHKラジオ第1を受信出来る。地域によっては、NHKラジオ第1は周波数が異なる。例えば、NHKのHPによれば、長野県白馬(白馬連峰の意味ではなく地域としての白馬)では1026kHzとされている。
 NHKラジオ第1が1026kHzならば、それ以下の周波数の局は複数存在するであろう。そうなると、選局ボタンの1は必ずしもNHKラジオ第1にならない。
 しかし、山エリアを設定していれば選局ボタンの1はNHKラジオ第1になるらしい。“らしい”とは曖昧な表現であるが説明書に記載がなく、現物もない状況なので他人様のHPないしブログ掲載情報がソースだからである。
 これが事実なら、NHKラジオ第1は何処?って放送内容を聞いて判断する必要がないのだ。それでも気象条件などで遠方の局が、通常より強く入感することもあるのが電波の世界。必ずNHKラジオ第1である保証は無い。

・経歴
 次にICF-R351は、説明書を読む限り、旧モデルのICF-R350からアナログTV受信機能を無くしたモデル。
 R351とR350は大きさ、受信時の持続時間など同じである。R350は、2004/2/21発売なので基本設計は2002年から2003年と推測。派生モデルである、R351とR100MTの基本設計は、今から10年前ってことになると推察する。

・R100MTとR351の違い
 改めて、両者の違いをまとめると
1)受信時間(72時間と105時間)
2)山エリアコールの有無
3)ザックのショルダーベルトに取り付け可能な山用ジャケットケースの有無
4)電池交換時のユーザー設定の消滅時間(40秒以内、3分以内)
5)色の違い。
である。
 これをどう考えるか?
 毎回満タンに充電したエネループなどを使えば、R100MTでは35時間、R351では62時間。1日3時間も聞いてR100MTで10日は持つ。
 その山で実際に聞こえる放送局を手動で探すなら、別に山エリアは無くてもよい。山エリアがあっても必ず聞こえるとは限らない。
 聞きながら歩く?熊よけにスポーカーを鳴らす?、するとR100MTのジャケットケースは使えるかも。但し、単体重量は100g近い(らしい)。
 40秒あれば電池交換は可能。設定が消滅することは通常ないだろう。
 色は?テント泊重視なら少しでも明るい色、シルバーのR351がよい。そうは言っても、これまでブラックのラジオを使用してきて、テント内行方不明の経験はない。

 すると価格。
 2013年10月14日現在、ヨドバシさん(通販)で見ると税込み売価は、R100MTは9310円。R351は7010円。双方ポイント10%が付くので実質は更に安い。売価で2000円以上の差である。 
 ※以下、売価は全てヨドバシさんのwebより転機。
 気に入るか?使うか?は、別にしてジャケットケースと山エリアの追加がこの価格差とも考えられる。
 ザックのショルダーベルトに取り付けるポーチなどは、それなりの作りのものであれば、最低1000円はするだろう。追加機能を含めて考えればプラス2300円は決して高いとは言い難い。安いラジオなら2台買える金額だけど。


 でぇ、他に違いはないのか?
 ソニーのHPを見るとR351は『大型・内蔵AMバーアンテナを採用し、受信感度を3dB向上』と数値表現しているが、R100MTは『大型・内蔵AMバーアンテナを採用した高感度設計』で数値表現がない。R351は受信性能に自身あり?
とも取れるが、R100MTはたまたま数値表現が抜け落ちた可能性もある。

・下の写真はSX80のAMバーアンテナ付近の写真
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 AMバーアンテナは、ドライバの先の黒い棒。これはフェライトコア(酸化鉄)に細い銅線を巻き付けた物。
 大型化と言えば、この部分の寸法拡大であり、それには重量増しを伴う。
 AMバーアンテナを大型化したと書いていないR431と重量差が殆どないので極端な大型化はしていないのであろう。それでも3dB向上をうたっている。3dBとは概ね2倍だ。大きい値なのだ。


② ステレオラジオSRF-R431
 7960円。
 FMは、ステレオ。AMのステレオ対応は説明書、カタログ上からはよく分からない。
 HPには、製品特徴の中に『FMステレオ/AM放送が楽しめるステレオ2バンド』とあり、“ステレオ2バンド”の表現からAMもステレオと思える表現になっている。現実、どうなのかは未確認。
 R351やR100MTにはある液晶のバックライトがない。これまで使っていたSX80も無くて困ったことはないけど、あればヘッドランプを点灯しないで済むメリットはある。
 ストラップの穴もない。一方、R351やR100MTにはある。この穴、SX80には無かったが、全く問題なしであった。
 AM、FMラジオの受信時間がR351に対して概ね半分。ステレオ化って電池食いなのだ。SX80がマンガン電池でAM受信時22時間、R431は24時間。この数値だけ見ると、一見進化が殆どないようにも感じられるが電池2本が1本である。これは素晴らしい改善だ。
 しかし、20時間ちょっと。それで問題なしか?SX80は山で、電池切れで困った経験はない。

 電池の持ちについて、R351、R100MT、R431についてあれこれ記したが、この程度の持ちならば、1日2時間聞く程度であれば、一般的な山行で実用上問題はないであろう(連続1週間以上、山に篭もる人は一般的とは言えない)。

 FMステレオ以外に特別な注目点は感じないが、これまで使っていたモデルに近い点が最大のポイントか。


③ ラジオ日経の短波受信ラジオICF-RN931
 8310円。
 AM、FMに加えてラジオ日経の第1と第2の受信が可能。短波放送に関してはラジオ日経以外受信が出来ない仕様である(VOAとか受信できない)。
 株のトレーダーとしては、何となく気になるモデルである。
 ただ、ラジオ日経の番組はかなり個性的で、平日の日中は株関連、夜は医学関連、土日の日中はお馬さん.....合間には他の番組もあるけど、かなり選択と集中をしているイメージが強い。
 相応の事情がない限り、このモデルを選択する理由はないと思う。
 AMの受信性能を考えれば、大型のアンテナを内蔵したR351やR100MTの方を選ぶのが正解であろう。
 ちなみに、ラジオ日経専用受信ラジオICR-N1は、カタログに『株・競馬ラジオ』と記されている。


④ イヤホン巻き取りなしFMステレオSRF-M807
 ヨドバシさんのHPには登録がないようだ。
 アラーム、バックライト、オートパワーオフ、エリア選択なし。
 巻き取り式が嫌で、FMステレオがよいならこのモデルになる。


⑤ ライターサイズラジオSRF-M98
 5710円。
 アラーム、バックライト、エリア選択なしであるがオートパワーオフ機能はある。
 上記のモデルと違ってスピーカーなし。
 大きさ、重量を重視するならこれとなる。
 実は、このラジオが小型故に一番最初に気になった。


⑥ ワンセグ放送受信対応XDR-63TV
 13600円。
 ソニーでどうしてもワンセグ受信ならこれ。
 FM放送の受信帯域は、上限が90MHz。将来AM放送が90~108MHzの帯域に移行した場合、ワンセグと既存FM受信のみになってしまう。
 故にワンセグ重視で選ぶモデルと考える。


⑦ パナソニック、東芝のモデル 
 パナ RF-NT850RA 9800円。
 パナ RF-NFD180RA 6200円。
 東芝 TY-SPR2 3300円。
 東芝 TY-TPR1 11800円。

 両者デジタル表示(シンセチューニング)のモデルに余り力を入れていないように感じられる。ラジオそのものにもだけど。

 4モデル何れも単4サイズ2本。
 予備を2本持つか1本持つか。1本なら予備を持たずにマグライトのソリテールの電池を流用....と考えると2本はマイナスである。

 4モデル何れもカタログ、説明書からは液晶のバックライトの有無が分からない。あっても点灯のままか操作すると点灯、数秒で自動消灯と思われる。

 パナにはエリア指定の機能はあるが、東芝にはなし。プリセットのみだ。
 パナには、FMステレオ対応モデルがないが、東芝は2モデルともに対応。
 FMステレオ、デジタル表示、アラーム付きで最安値は、東芝のTY-SPR2で3300円。仕様上のコストパフォーマンスは高いが、山で使用しての操作性、受信性能、その他トータルで、真の意味でのコスパが高いと言えるか分からない。
 また、東芝のワンセグ付きTY-TPR1は、FMの受信帯域がソニーのXDR-63TV同様上限が90MHz。将来同様な問題が懸念されるが、懸念で終わるかは今後のAM放送のあり方が決定されるまで分からない。
 パナのNT850RAは、ソニーのICF-RN931同様、ラジオ日経が受信出来る。
 パナのRF-NFD180RAは、AM受信時110時間。ソニーのR351より電池の持ちがよい。FMではともに50時間で同じ。但し、周波数範囲がソニーの531~1710KHzに対して522~1630KHz。下限は広いが上限が狭い。上限より高い周波数には、聞くかどうかは別にして船舶気象通報1670.5kHzもある。パナではこれが聞けない。


【5.お天気情報の入手】
 ちょっとハードの話を離れる。
 携帯の圏外において。あるいは、携帯・スマホのバッテリーの消耗を考え少しでも使いたくないとき。
① 山小屋の人に聞く(黒板・白板を見る含め)。
② テレビがある小屋なら天気予報の放送を待つかBS(700ch)や地デジのデータ放送で調べる。
③ 衛星公衆電話で市外局番+177など。
④ ラジオ
⑤ 気象FAX
 個人が登山で利用するのは現実的ではない。HF帯(俗に言う短波)が受信可能なラジオ(アマチュア無線機を使う例が多い)とパソコン、デコードソフト。大掛かりになる。
⑥ 多機能時計の気圧変化
 プロトレックなどに搭載している気圧の変化グラフを見て判断。但し、登った直後は高度差による影響で役にたたない。朝起きて確認判断となる。


 まぁ、現実的には①小屋と④ラジオになるであろう。

 ラジオならば、
 NHK第1 原則ぴったりの5分前。8時55分から9時とか。12時と19時は10分前。
NHK第2 何れも20分間。9時10分、16時、22時。
 船舶気象通報1670.5kHz。
になる。
 NHK第2、船舶気象通報は、NHK第1などで放送される一般的な内容ではない。

 でも山では重要なのは機器から得られる情報だけではない。
 観天望気が重用である。観天望気は、「現地」での自然現象(空や生物の様子など)を観察して、予想を立て判断するものである。
 長野県の松本の天気予報はあっても、**山の個別予報はない。通常の天気予報は広域だ。山の上は、雲の上で晴天の場合もある。
 そして、天気予報はリアルタイムではない。


【6.まとめ】
 念の為、机上判断なので受信性能や操作性は加味してない。
 また、あくまで山・登山視点である。日常使用ではない。

① 大穴狙い
 購入価格をおさえたいなら大穴狙いで、東芝のTY-SPR2。エリア設定がないが、アナログラジオでダイヤルをグルグル回し、かつよく聞こえる向きにラジオを動かす感覚でいればよい。但し、特定の局を探すには、それなりの手間はかかる。
 更に、単4電池2本はマイナスポイント。


② FMステレオ対応なら
 ソニーのSRF-R431。
 私的には、今まで使っていたモデルに近い。
 稀にお散歩で持ち出すのもいいかも。でも、手持ちのMP3プレーヤーがFMステレオで受信可能なので、FMステレオ対応だからと言って持ち出す理由は低い。実際、使っていたラジオSX80もお散歩で殆ど持ち出したことがない。


③ AM重視
 R351かR100MT。
 どちらを選ぶか?価格差2300円をどう考えるか?になるかも。
 R351とR100MTは共に大型バーアンテナ採用と記載があるが、上記の通りR351は3dB向上を数値表現、R100MTには数値表現がない。R351は感度に自身ありと取れる。
 R100MTは、山エリアを設定して、R351よりもその山に的を絞った設定を行い、中継局を探して受信可能な放送局を探すメリットがある。
 中継局とは、ソニーの説明書によれば、『同地域で同じ放送をしている放送局のこと。中継局を受信することで受信状態がよくなる場合があり。』と記されている。中継局の周波数をメモしておいて、片っ端から受信してみる手は存在するが、それなりの手間はかかる。
 その点、ソニーモデルは何れも東芝と異なり、エリア設定が出来るのでポイントが高いと言える。更に、山ラジオのR100MTならば、現在いる山で受信したい放送局をより発見しやすいと言える。

 尚、中継局と混信の可能性がある局などについては、
http://www.oyakudachi.net/amradio/technique/
が詳しい(勝手リンク)。
 
 ただ、どちらも両耳で聞くためには、変換コネクタが必要な点がネック。
 この点が少々気にかかる。今まで両耳で聞いていたので。


④ 現時点での結論は?
 山での利用と既存機器との関係から考える。
 先に『手持ちのMP3プレーヤーがFMステレオで受信可能』と記したが、このモデル比較的小型軽量、かつ単4電池1本で動くこともあり、主に山用に使っている。
 FMの受信性能は使用していたラジオSX80よりもかなり劣るが、FMがステレオで聞こえるので、SX80の代替にFMステレオを強く求める必要はないとも言える。
 よって、R431の選択理由は低いが、それでもR351にプラス1000円でFMステレオ対応はやはり気になるところ。電車の中だとAMはまともに受信出来ずFMのみ。将来AMがFMへ移行.....などを考えると充分なFM受信性能があるモデルは捨てがたい。
 しかし、山ではAMが主だ。AMに振った性能を求める方が正解とも言える。

 ラジオ日経受信機能は無くてもよい。聞きたい場合は、山用アマチュア無線機で時にAMより良好に受信出来るし(ときがある)。よって、代用があり、どうしても聞きたい訳ではないのでソニー、パナソニックの対応モデルは、共に落選決定。

 ワンセグ受信機能は、どうしても必要と感じない。対応モデルのFMの受信帯域が狭さも将来的にマイナスを感じる。何よりワンセグ受信にプラス数千円の追加投資は大きい。よって、対応のソニー、東芝のモデルともに落選決定。
 
 パナは事実上1択。ラジオ日経受信を除くので。
 東芝もワンセグを除くので、事実上1拓。
 両社は、ラジオに余り力を入れていないとも取れる。

 すると私の場合、優先がR351かR100MTで、次点がR431。
 どれを選ぶか??
 何時ものパターンで、店頭で現物を見て結論とするか??実は既に見ているし.....

 原則テント内は明るい色の方が望ましいけど、見た目ブラックのR100MTの方が落ち着く。あれこれ考えずに、そんな選択もいいかも知れない。


【7.ちょっとラジオとアンテナの話】
 アンテナの基本は、大きい方がよい。勿論”同調が取れている”が条件だけど。
 上にも記したけど、AMアンテナは酸化鉄の棒だ。故に大きくなれば当然重くなる。
 今回ノミネートしたモデルは、何れも通勤用、あるいは通勤用をベースにしておりポケットに入るような大きさのものである。故に内蔵されるAMアンテナは、筐体寸法に合わせる為、大きさに制限を受ける(デザイン的にハミ出しはないでしょ)。
 単純に言えば、ポータブルサイズのデカイ、重いモデル、それもデジタル(PLL)ではなくアナログチューニングモデルの方が、よく受信できる場合も多いだろう。しかも、今回ノミネートしたモデルより安くだ。
 感度重視で、体力に充分な余裕がある人は、そんな選択もいいかも知れない。
 しかし、私はそんな体力的余裕はない。 


※2013年11月10日追記
 11月9日、ヨドバシさんのHPを見たら価格が変わっていた。R351、R100MTなどが何とプラス2000円程度。1万円以下のもので2000円の変動は極めて大きい。
 ヨドバシさんだけではなくビックさんも何故か同様に値上げしていたような。
 しかし、11月10日のお昼前にヨドバシさんの価格を見るとまた変わっていて、R431:8400円、R931:8500円、R351:8980円、R100MT:9100円。R351は2000円高のまま、R100MTはちょい安、他はちょい高。
 昨今材料価格など上がっているので、基本値上げの方向は分かるが、1日で2000円も前後するR100MTは、ちょっと不思議な価格変動である。


※2014年4月16日追記
 下のリンクに、実際に使用したレポートを掲載した。
登山用ラジオについて考える ソニーR351、R100MT、パナNFD180RAなどを比較検討した結果、山ラジオICF-R100MTを購入 操作性・受信性能評価

 次のリンクに、約半年使用してのバッテリー(エネループ)の持ちについて掲載した。
登山用ラジオ ソニーの山ラジオ R100MTを約半年使用してのバッテリーの持ちについて(エネループ使用)
 この記事は、ココログではなくFC2。


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2013年9月19日 (木)

プラティパスのハイドレーションシステムにシャットオフバルブを取り付ける(接続方法など)

 過去、プラティパスのハイドレーションシステムについては、
登山用の水筒選び 単独行に適した水筒は?ハイドレーション編 その2/ハイドレーションシステムの問題
 登山用の水筒選び 単独行に適した水筒は?ハイドレーション編 
に記している。
 私は、当初ハイドレーションシステムに否定的であったが、今ではこのシステム無しはあり得ない(低山を除く)。
 既に導入から3年以上経過し、物理的な問題点が出ていた。
 それは、飲み口であるバイトバルブからの水漏れだ。
 当初からタラ程度の漏れはあった。構造上仕方なしと判断し使用していたが、最近はタラタラ、タラタラタラ程度に水漏れが増えた。
 私は登山中、一眼レフデジカメを首から提げていることもあり、タラタラタラレベルになるとかなり気になる。
 そこで、対策を行うことにした。


【1.机上検討】
① バイトバルブ 
 飲み口を交換する。
 初期レベルには戻ると想像できる。

② バイトバブルカバーを追加
 輸入元のモチヅキのHPでは、『バイトバルブを汚れから守り清潔と断熱を保ちます』と記されている。
 漏れについては何も記載されていない。

③ シャットオフバルブあるいはインラインバルブの取り付け
 輸入元のモチヅキのHPでは、どちらも『水漏れを防ぎます』と記載されている。

 ①も考えたが確実と思える③を選んだ。

【2.シャットオフバルブかインラインバルブか?】
 前者はL字型、後者はストレート構造。
 チューブには曲げ方向の癖があるので、ストレートなら飲み口のバイトバルブの向きを気にしなくてもよいかも知れない。
 一方、L字型なら口元へのぴたりとくる可能性もある。

 結局、店頭で見てから買うこと。
 店頭には、L字型のシャットオフバルブしかなく、これを購入した。
 130908


【3.取り付け】
① 並べる
 130908_2

② バイトバルブの取り外し
 130908_3
 チューブとバイトバルブをそれぞれの手に持って引っ張れば簡単に外れる。

③ バイトバルブとシャットオフバルブの接続
130908_4
 この部分はすんなり取り付けが可能であった。

④ チューブと③の接続
130908_5
 非常に堅い。チューブが堅いのだ。かなりの力が必要であった。
 取り付けが甘いと登山中に抜け落ちる可能性を否定できない。家でしっかり取り付け作業を行うのが吉であろう。


【4.登山で使用してみて】
 想定通り、水漏れは全くなくなった。これは、気持ちがよい。
 これまでシャットオフバルブなしの状態では、飲み口のバイトバルブを咥えれば即水が飲めた。シャットオフバルブの存在で一手間かかる。それでも特に追加の手間が増えたとは感じなかった。ハイドレーションの導入で、重いザックの上げ下ろしなしの恩恵は大きい。

 ちなみに③、④の写真の状態=レバーが重なっているときは、バルブ開放=水が飲める状態である。
 レバーが開いた状態はバルブ閉鎖=水は飲めない。逆と言えば逆の動作である。


 山中では以前よりハイドレーションシステムを使っている人は増えた気がする。
 それでもまだ少ない。
 チューブが登山道で引っかかる?チューブの処理を適正に行えば、一般登山道ではまず引っかからない。ちょくちょく藪に入る人には勧められないけど。
 水が冷える?温まる?適時一口しか飲まないのでそれほど気にならないと思うが。
 

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2013年5月28日 (火)

HI-TEC(ムーンスター) ハイキング&ノルディクウォーキング専用モデルHT TRW637を買う

 HI-TEC(ムーンスター) ハイキング&ノルディクウォーキング専用モデルHT TRW637を買う。

 旅先、余暇などで「散歩より長く負荷のかかる歩き」用に購入。
 登山用途(小屋泊まり、テント泊)ならば、厳密に合わせ込んで購入するが(部分的に当たりが強いとかはNGだ)、このくらいの用途ならば価格、デザインを重視。

【1.写真】
① HT TRW637
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 本当は22.5がよいが、このモデルは23が最小。

② ラベル
・安定感UP、推進力UP、着地安定性UP
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 推進力って、飛んじゃうのかな。

・ハイキング&ノルディクウォーキング専用モデル
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・ダブル防水
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③ 箱の上
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④ 斜め上から
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⑤ 中は黄色
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⑥ 靴底
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 ビブラム(Vibram)ソールではない。まぁ、それを求める用途では使わないし。
 長く使うと、多分、黄色のところが紐状にぶら下がるであろう。

⑦ ベロ
・表
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 ウォータープルーフと明記。

・裏
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 中国製。

【2.所感】
 日本のメーカのもの。
 作りはよい。例えば、縫い目の殆どが2重になっているとか。登山靴でもここまで2重にしてモデルは少ない。
 歩き心地は、GOOD。日本人の足の形状を知り尽くしただけのことはあると思う。歴史を遡れば1873年創業。

※日帰り含め登山用途で靴を買うならば、登山用品専門店でデザインを無視して、最低1時間はかけて自分の足に合うものを選びたい。ネットで評判=自分の足に合う保障は1つもない。合わない靴は、疲労促進(筋肉痛含め)、豆が出来るなど碌なことはない。
 登山靴ではないけど、デザインで選んだブーツ(ハイカットの靴より少し高いレベル)で酷い目にあったことがある。足首のクッションの当たりが悪くて痛くて歩けない。こんな状態だと山では遭難につながる。


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2013年3月16日 (土)

登山用品 ユニフレーム ラーメンクッカー900(ベルモントなどとの比較、重量実測など)

 昨年(2012年秋)、ユニフレーム ラーメンクッカー900を購入した。
 価格やスペックは、同時のものである(9割程度当時書いて、放置していた)。

 大容量のシェラカップあるいは、それに類するものが欲しかった。
 用途としては、暖かい飲み物を大量に飲むもあるが、場合により調理用(鍋、フライパン)、食器併用を考えている。


【1.他との比較】
 調理にも使いたい。そうなると少しでも直径が大きく、底部が上部の直径とほぼ同じ方が熱効率はよい(=燃費がよい)。
 故に食器用途の強いボールや純粋なシェラカップなどの底面の直径が上部の直径より大きく小さいものを避けたい。
 価格含め数値は、各メーカーのHPより転記。

① ベルモントのチタンシェラカップ600
 容量600mlの場合、公称値 重量80g、直径129mm、深さ65mm。
 別売りの蓋は、公称値 重量35g、直径132mm。
 合計重量は、115gである。
 定価は2100円+1365円=合計3465円。

② エバニューのチタンクッカー1セラミック、2セラミック
 1は容量600ml、公称値 重量120g、直径124mm、深さ52mm、4935円。
 2は容量900ml、公称値 重量140g、直径136mm、深さ64mm、5250円。

③ エバニューのウルトラライトチタンクッカー1、2
 1は容量600ml、公称値 重量95g、直径124mm、深さ52mm、3990円。
 2は容量900ml、公称値 重量115g、直径136mm、深さ64mm、4410円。
 
④ ユニフレーム ラーメンクッカー900
 箱の表記約150g(HPの表記153g)、直径120mm、深さ80mm。
 定価1900円。
 チタンではなくアルミ製。

 他のメーカーさんにも同程度の容量のものがあるが省略。


【2.何故、ユニフレーム ラーメンクッカー900を選んだか】
 400mlから500mlを飲みたいとすると、満水で600mlの容量は少し小さい。
 容量的には、900mlよりもう少し小さいもの、700mlから800ml程度でよいと思うが、店頭ではなかった(現物確認の上購入したい)。
 上には記さなかったが、ユニフレームのセットもの(大鍋、小鍋のセット)の小鍋が適当な大きさであるが大鍋は不要。セット重量は分かるが個別の重量は不明。

 ベルモントのチタンシェラカップ600は、店頭にあったが蓋はない。本体はちょっと華奢な感じがした。

 また、チタン製は垂直に炎が出るタイプのストーブで使うと焦げの問題がある。
 アルミ鍋のイータパックで、雑煮を作った際、たっぷりの水があってもお餅が焦げたことがある。それ程、直噴は焦げやすい(これは餅を湯になってから入れず水から入れたのも原因)。
 エバニューのウルトラライトチタンクッカー2の115gに比べれば40g近く重量増しになるが、調理にも使うとなるとチタン製より有利なアルミ製の選択が妥当であろう。
 
 そこで価格的にも手ごろなユニフレーム ラーメンクッカー900となった。
 先ず、これを使って様子を見る。使い難ければその時点で考えることにする。


【3.実測重量】
 実測、鍋115g+蓋39g=合計154g
 専用袋12.5g。
 尚、スノーピークのトレック900(アルミ製)の蓋は、86g。


【4.現物写真など】
① 箱
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 以前の地味な箱に比べ、明るい感じになったような気がする。

② 一式
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③ 専用の袋
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④ 上から
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 蓋にはユニフレームの刻印

⑤ ハンドルの付け根
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06_121018
 取り付けは、しっかりしていると思う。
 ハンドルも十分太い。

⑥ 蓋の内側
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 蓋のつまみは、リベット留め。

⑧ 水を入れる
08_121018
 この鍋には、メモリがない。これは、非常に残念だ。
 写真くらいの水量で500ml程度。
 水面が、ハンドルのリベットの下側付近で。

⑨ NET225gのガス缶を入れてみる
09_121018
 直径は問題なし。
 しかし、高さが不足。上に凸型の蓋で高さを稼げばガス缶を入れることも出来たであろう。
 その分、嵩も増える。この点は、企画者や設計者も悩んだであろう。

 スノーピークのトレック900ならガス缶+ストーブも搭載可能。
 但し、直径はユニフレームより小さ目でその分背は高い。
 鍋1つで全てのこなすとなると、この組み合わせの方がよいかも。ちなみ同じ900の名称でもスノーピークは容量が大きい。ユニフレームが最大容量であるのに対して、スノーピークは実用可能な容量のようだ。
 蓋なしの鍋の高さは(カタログ値)、ユニフレームの高さ80mm、スノーピークは107mm。但し、スノーピークの蓋付き収納時の高さは140mmにもなり、重量も260gと100g近く重い。 


【5.蓋付きフライパン】
 登山用品で、蓋付きのフライパンって意外とない。
 スノーピークのトレック900とユニフレームのラーメンクッカー900は直径が同じ。
 試しに、トレック900の蓋とラーメンクッカー900の蓋を組み合わせて見た。
121018_3
121018_4
 
 既にこのことは誰かネット上で書いているだろうが、何とちょうどよい大きさ。
 鍋付きのフライパンの出来上がり。
 
 上にも記したが、スノーピークのトレック900(アルミ製)の蓋は、86g、ラーメンクッカー900の蓋は39g。合計125g。蓋って、意外と重いのだ。

 現実、山でこの組み合わせで使うか?分からないが、このような組み合わせも可能であることも知っておくと、山以外でのキャンプに役立つこともあろう。


【6.使ってみて】
 上記5での蓋付きフライパンの使用実績はない。
 非常時を想定。
 内容物は、袋なしカップ麺。 
 S1410074

 容量的には、袋なしカップ麺の為に存在しているような大きさ。

 他に紅茶を飲んだりしたが、500mlくらいを一度に作っても、鍋の縁に対する余裕もあり、傾いてこぼす、ぶつけてこぼす心配が少ない点はよい。何より、高さより直径の方が大きいので見た目の安定感、実際の安定感も優れている。
 すり鉢型のシェラカップは重ねる目的もあり、あのような形状になったらしいが単独行・ソロでは重ねるはない。

 問題は、容量が大きいのでその分、重量増し。
 装備の組み合わせは、場所、季節での判断となる。

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2012年12月26日 (水)

プリムスのイータパックライトを使っての感想(雪中含む、実燃費など)

 2012年4月、イータパックライトを購入した。
 詳細は、プリムス 単独行から見たイータパックライトの解析(ポット、ストーブ、五徳などの寸法、重量の実測)に記している。

 試験的な利用の低山を除くと、標高が一番低いところで約1200mm、高いところでは約2700m。
 最低気温は実測ー6℃。このときは雪中であった。

 何れも缶は、正立で使用している。所謂”液燃”は何れの条件下でもやっていない。
 また、テントはシングルウォール・前室なしなので、何れの条件下でもテント内では使わず全て外。

【1.高速沸騰は?】
 遅いと感じたことはなかった。
 火をつけて、ちょっと荷物整理で沸いている感覚。
 垂直噴射式ストーブ、風防、ヒートエクスチェンジャー、蓋ありの組み合わせのなせる業。

【2.ガスの消費量は?】
 期間は、7月~10月。
 カタログ上では、110g缶(プリムスのPG-110)使用時、約12食分(1食1Lの湯を沸かすとして)が可能とされている。
 単純計算では、110g/12L≒9.2g/1Lである。

 流石にこのカタログ値をシーズン通じて上回ることはなかったが、1L12g程度の消費量で済んだ(約40Lの沸騰での平均値)。
 加熱中に目を離すこともあり、多少の過剰沸騰を含んでいると思う。この数値は、袋入りラーメンのような「煮込み」を除いての話。
 完全無風化なら、もっとよいかも知れない。
 ※数値は、風防、蓋あり。また、雨中もあり。 

【3.雪中では?】
 雪山へ行く人や雪国の人から見れば、雪堀レベルで雪中と言えるかも知れない。
 積雪量は、こんな感じ。晩秋・初冬の山なのでたいした量ではない。
S1410013
 
 暗い中(午前4時)の撮影なので、画像処理で明るくしている。
S1410003

 下の写真は明るくなってから撮影したもの。ガス缶が岩に張り付いた。
S1410079

 上の写真は何れも朝撮影したものであるが、前日の夜も雪は降っていた。そのとき、ガス缶は雪に埋もれた。
 このような状態でも、問題なし。恐らくプレヒートパイプがあるで充分な気化が出来ている為であろう。

 雪中「3食」+「プラティパス湯たんぽ」のガス消費量は、14~15g/1L程度(5L程度の湯沸し)。寒さの為か若干燃費の悪化となった。 
 気温は、3食中2食+湯たんぽは-6℃程度、1食は0℃程度。

【4.その他気づいたこと】
速い、低燃費以外に。
① 低重心のメリットとデメリット
 やはり安心感が高い。倒す心配がないのはいい。
 しかし、火を点ける際、縦型の一体型のストーブより、ヘッド部が低い位置にあるので、手を地面に接触させるくらいライターを近づける必要がある。テントから身を乗り出して火を点ける場合、ちょっと辛い。
 
② 焦げ付き
 このストーブは、垂直噴射式である。熱が1点に集中しやすい。
 水の状態で餅を入れて沸騰させると焦げる場合がある(現実あった)。水から食材を入れる場合は、頻繁に食材を動かす必要があるだろう。そうすると、蓋を開けて沸騰になるので効率は悪化する可能性はある。
 プルムス推奨の使い方から外れるが、工夫で1点集中も回避出来るけど。

③ 単独行(ソロ)用としてどうか?
 日中用の飲料水を作る(私はキャンプ上の水は必ず煮沸して使っている)、寒いので湯たんぽを作る。
 独りでも1L以下(700mL~800mL程度)の水を一度に沸かしたいときはある。
 夜中に寒くなってプラティパス湯たんぽを作ったとき、心底、大容量・高速沸騰のこのストーブでよかった~と感じた。
 重量的には、ジェットボイルの方が有利であるが、倒すことによる火傷の可能性がない点も単独行としてはプラスである。

④ 分離式のメリットとデメリット
 熱くなる五徳はテントから離し、ガス缶はテントの入り口に置く。テントに悪影響の出難い安全な使い方が出来る。
 ただ、燃料であるガス缶側にガスの噴出量を調整するノブがあり、火の大きさ調整にタイムラグが出る。これは分離式に総じて言えることなので(ガソリンなどの液体式よりはましな感じ)、イータパックライトだけの問題ではない。
 基本的は、このストーブは微妙な火加減で調理をするものではなく、ガス全開で使うものなのでこの点はよしとしたい。


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2012年11月19日 (月)

北海道新聞web 積丹岳遭難死 道に1200 万円賠償命令 札幌地裁 「救助隊に過失」を読んでの感想

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/420802.htmlの記事。
積丹岳遭難死 道に1200万円賠償命令 札幌地裁 「救助隊に過失」を読んでの感想を書く。

以下感想。
 登山ではなくスノボでの遭難。
 記事によれば、救助隊が遭難者を落としてしまったようだ。
 私は、単独行登山をする。
 もし、そんなことになっても救助隊を訴えるようなことはするなと家族に告げた。

 私自身に取って遭難そのものは自己責任、その遭難の延長で起こる事象も自己責任の範囲と考えるから。

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2012年11月 1日 (木)

2012年10月末 西沢渓谷の紅葉(トイレ、水、食含む)

 2012年10月末(平日)に西沢渓谷へ紅葉を見に行った。
 西沢渓谷は、今回始めて。

【1.道について】
 休業中の西沢山荘の北側から、渓谷沿いを歩き、不動滝からは旧森林軌道跡を歩くコース。市の観光情報等では概ね4時間程度(休憩なし)と記載されている。
 渓谷沿いの道は、高低差はそこそこある。山歩き経験があればたいしたことはないが、未経験者だと途中で引き返すかも。更に、岩清水が滴り落ちてビショビショした箇所も多い。
 平日であったが、かなりの人ごみ。休日ならそれなりの覚悟は必要であろう。

【2.トイレ、水、食】
 トイレは、バス停から1km程度行ったところ(ここは水洗)、西沢山荘前、不動滝(ここは汲み取り)。
 飲料水を汲める場所はない。バス停から1km程度行ったところあるトイレの水は、非飲用となっている。バス停以後は、自動販売機、売店もない。当然、食料も調達可能な店はない。
 バス停から歩いて10分弱のところに道の駅がある。ここのレストラン2箇所?は、平日だと軽食系?のみでしかも午後3時過ぎには閉店。メニューはラーメンなど(ほうとうはなかったような)。
 他に平日に開いている飲食可能な店はバス停隣と巨大こんにゃく屋さん。曜日によるかも知れないが、食べ物を持参しない場合は、それなりに注意が必要である。
 ただ、食べ物持参でも、飲食可能な場所は限られるので休日だと大変かも。

【3.バス】
 行きは、塩山駅から西沢渓谷、山梨貸切自動車。1000円。新宿7:30のあずさ3号に乗ると9時5分発を利用出来る。
 帰りは、西沢渓谷から山梨市駅へ。山梨市市営バス。900円。
 どちらも約1時間。
 山梨市市営は、時間、曜日、季節にもよるかも知れないが、マイクロバスであった。

 行きに、山梨市駅から西沢渓谷、山梨市市営バスを利用しても時刻表上は5分差で、こちらが遅く到着になっいるが、私が利用したときは、ほぼ同着であった。

 双方、幹線道路以外に、地域の集落を迂回する路線で、車窓からの眺めが楽しい。

 尚、時刻表の写真は、【4.写真】に掲載。

【4.写真】
① 塩山駅バス停
01s1420021

02s1420020

② 西沢渓谷バス停近く
03s1420034

04s1420033

③ 西沢山荘手前
10_img_1895

11_img_1918

④ 二俣吊り橋以降
12_img_1952

13_img_1970

14_s1420095

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22_s1420153

23_s1420156

24_img_2024

⑤ 不動滝のトイレの裏側
25_s1420160

⑥ 旧森林軌道の道沿い
77_img_2048

78s1420179

⑦ 西沢渓谷バス停、山梨市駅行き時刻表
79s1420189

⑧ 月
80s1420202

【5.所感】
 紅葉については、渓谷沿いは見ごろの箇所もある。一方、旧森林軌道沿いは、まだ早いかも。しかし、霜が降れば駄目になってしまうので、そろそろ潮時かも。

 西沢渓谷の近くには、日帰り可能な乾徳山(けんとくさん)、山中1泊の甲武信岳(こぶしだけ)などもある。
 近隣と温泉に一泊して、こららの山とセットで西沢渓谷へ行くのもいいかも。


 

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2012年10月10日 (水)

サイフォンでコーヒーをいれる 豆はカルディのキリマンジャロ、水は山の水(天水)

サイフォンでコーヒーをいれる 豆はカルディのキリマンジャロ、水は山の水(天水)
サイフォンでコーヒーをいれる 豆はカルディのキリマンジャロ、水は山の水(天水)
サイフォンでコーヒーをいれる 豆はカルディのキリマンジャロ、水は山の水(天水)
サイフォンでコーヒーをいれる 豆はカルディのキリマンジャロ、水は山の水(天水)
 前回は、9月6日。ブログにも記した。

 豆は、カルディのキリマンジャロ。
 毎度ながら豆から直前に手動ミルでする。
 水は、山の水。と言っても湧き水ではなく天水。

 美味しくはいった。

 下山時バス停などで、水を廃棄する輩もいるが論外である。

※豆は、焙煎などで変わるし、いれ方で味も変わる。サイフォン向きか?ドリップ向きか?もあるだろう。重要なのは好みか。

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2012年9月18日 (火)

2012年8月上旬 北海道 樽前山の登山口の入り口の駐車規制について

 北海道 樽前山の登山口の入り口について記す。
 赴いたのは、2012年8月上旬。

 樽前山の登山口へ向かうには、道々141号線からダートに入る。
 その分岐周辺の様子を記す。

【1.分岐】
M1070079
 左が樽前山へ向かうダート。
 右が支笏湖へ向かう舗装路。
 支笏湖方向は、道が狭くなる。

 この手前までは、電信柱もない下の写真の道。
M1070083

【2.看板】
① 全体像
M1070080

② 満車の際は?
M1070081
 『7合目の駐車場は、満車になり次第安全確保のため、5合目ゲート(現在地)で車両規制を行いますのでご協力願います。』と記されている。
 駐車規制があるのだ。

③ 火山活動
M1070082
 『樽前山は、現在も火山活動が活発化しています。登山には十分に注意して下さい。』と記されている。

【3.まとめ】
 時間の都合もあり、登山口のある7合目までいけなかった。


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